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【5年生存率は93.9%】乳がんの特徴と、乳がんのサポートもできる「がん保険付き団体信用生命保険」

乳がんは、国立がん研究センターの2019年5月の発表によると、女性のがん患者数は全体で約38.0万人、うち乳がん患者数は約9.4万人で、女性のがんのなかでは最も患者数が多く、全体の約4分の1を乳がん患者が占めます。そのため女性にとっては、最も注意が必要ながんですが、乳がんの5年生存率は、前立腺がんに次いで高く、乳がんは早期発見・早期治療できれば完治できるがんと言われています。

しかし、他の多くのがんは高齢になってからがんになることがほとんどですが、乳がんは女性ホルモンの影響を受けることから仕事、家事、育児と女性にとって最も忙しい年代の20代から40代でがんになる人も決して少なくありません。そのため、検査に行けなかったり、異常を感じても受診が遅れたりして早期発見ができず手遅れになってしまうケースが多くあります。また、患者数は少ないのですが、男性も乳がんになる可能性があること、および男性は結婚すれば働き盛りの妻のパートナーとして妻の健康に気を付けなければならないことから乳がんに関する知識を持つことは男性にとっても重要です。

そこで、乳がんの生存率、乳がんに関する基礎知識について解説します。そして、乳がんになったときの備えとして資産形成をしながら、がんのリスク対策も兼ねられる「がん保険付き団体信用生命保険」を紹介します。

1.乳がんの5年・10年生存率

乳がんの5年生存率は93.9%、10年生存率は83.9%とがんの種類のなかでは、前立腺がんの5年生存率100.0%、10年生存率95.7%に次いで乳がんは完治が期待できるがんです。しかし、完治できるがんであっても、他のがんと同様に早期発見・早期治療ができないと、5年・10年生存率は大きく低下します。

がんの進行度が最も進んだステージIV期で乳がんが発見されると、5年生存率は38.5%、10年生存率は15.9%と大幅に低下します。また、女性の乳がん患者数の割合は、以前は20人~25人に1人でしたが、近年は約2倍の12人に1人の割合まで増加しています。女性にとっては最も患者数が多いこともあり、特に女性は乳がんの早期発見・早期治療ができるように注意する必要があります

2.乳がん早期発見のためのセルフチェックの重要性

乳がんは他のがんと比べると、自分で検診できるという大きな特徴があります。日本では、最初に乳がんの症状を発見するきっかけは、患者自身が気づいたしこりからが約8割も占めています。乳がん検診を受けるとともに、より早期に乳がんを見つけられるためセルフチェックはとても重要です。

がんの進行度を示すステージI期の5年生存率は100.0%、10年生存率は96.0%です。ステージI期ではがんの大きさは1円硬貨の大きさ程度で2cm以下のため、自己触診でこの大きさ以下のしこりを見つけるようにしなければなりません。しかし、この大きさではたまたま触ったら分かるというものではありません。しっかり意識してセルフチェックをしないと見逃してしまいますので、まずはセルフチェックの正しい方法を知るところから始めましょう。

セルフチェックの方法は、日本乳癌学会のページをご確認ください。セルフチェックは、定期的に行って自分自身の正常な乳房の状態を把握しておいて異常に気づいたら必ずすぐに病院で検査を受けることが大切です。

2-1.乳がんの種類と特徴

乳がんは、大きく「非浸潤がん」「浸潤がん」「パジェット病」の3つに分けられます。

・非浸潤がん

乳房は、大きくは乳腺組織と脂肪組織からなります。そして、乳腺組織は母乳を作る「小葉」と、作られた母乳を運ぶ「乳管」に分かれていますが、乳がんはこの乳腺組織に発生します。非浸潤がんとは、がん細胞が乳腺組織にとどまって他へ転移していない段階の乳がんのことです。しこりとして感じないことが多く、マンモグラフィ検査や超音波(エコー)検査で発見されたり、乳頭からの分泌があったりして気づくことの多いがんです。非浸潤がんは、ごく早期のがんで転移しないため、この段階で治療ができるとほぼ完治できます。

・浸潤がん

浸潤がんとは、乳がんのがん細胞が増殖して乳管内を移動し、乳管や小葉の外の間質脂肪組織に広がっていった乳がんのことです。浸潤がんとは、間質脂肪組織に、リンパや血液の流れに乗って全身に運ばれて、さらに増殖すると他の臓器に転移します。乳房に触れてしこりを感じる場合、ほとんどは浸潤がんです。

・パジェット病

パジェット病とは、しこりがないことが多く、乳頭・乳輪に湿しんや、ただれができる乳がんのことです。乳管がんが乳頭の皮膚に広がった場合にパジェット病と呼ばれます。パジェット病は、まわりの組織に広がることはあまりないことからリンパ節転移が起きにくいがんです。乳頭の湿しんやただれがなかなか治らないときは、パジェット病が疑われるので専門医の受診をおすすめします。

2-2.乳がんになる原因、なりやすい人

乳がんの発生と増殖には女性ホルモンのエストロゲンが重要な働きをしており、以下の当てはまる女性は乳がんになりやすいと考えられています。

・初潮が早い
・閉経が遅い
・出産歴がない、あるいは遅い
・授乳歴(高齢で出産経験)がない

また、特に閉経後の女性は、脂肪組織でエストロゲンが作られていることから、高脂肪食、肥満は乳がんになる危険要因です。

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3.乳がん検診の種類

マンモグラフィによる乳がん検診は、乳がんの死亡率を減らすことが科学的に確認されており、多くの先進国ではマンモグラフィによる乳がん検診が推奨されていると国立がん研究センターが報告しています。アメリカでは40歳から64歳の女性の50%が、イギリスでは50歳から70歳の女性の70%以上がマンモグラフィを受診し、これによりアメリカやイギリスでは、乳がん発生率が増加しているにもかかわらず、乳がん死亡率は減少し続けています。

これには、1980年代にアメリカで生まれたピンクリボン運動の広がりも貢献しています。ピンクリボン運動とは、アメリカで家族の1人が、乳がんで亡くなったとき、その家族が「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めて作ったピンクリボンからスタートした乳がんの啓発運動のことです。ピンクリボンをあしらった商品の売り上げの一部を研究団体に寄付するなどして運動が広がり、乳がん検診への意識が高まりました。

一方、日本では40歳以上のマンモグラフィ検査や超音波(エコー)検査による乳がん検診の受診率は20%程度にとどまっています。乳がん検診率を上げることが、乳がんによる死亡者数を下げるためには必要です。乳がん検診の種類と方法について紹介します。

3-1.乳がん検診の種類

病院で行われる乳がん検診の種類には以下があります。

・医師による視診・触診
・マンモグラフィ
・乳房超音波(エコー)
・穿刺吸引細胞診、分泌物細胞診
・組織診(針生検、吸引式乳房組織生検)
・外科的摘出生検
・乳管内視鏡
・造影MRI

以上のとおり、多くの乳がん検査の種類がありますが、主に行われるのは、医師による視診・触診のほかマンモグラフィ検査と超音波(エコー)検査の3種類です。その他の検査は、主に行われる3つの検査結果に応じて必要があると判断されたとき、および3つの検査で乳がんと判断されたときにも、その診断を確定するために実施されます。

4.女性に特有のがんと診断されたときにも安心できる「がん保険付き団体信用生命保険」

乳がんは、早期発見・早期治療で治るがんです。しかし、治療の過程では治療費の問題や会社に勤務していれば休業または退職をせざるを得ないことも多く収入が大幅に減少することからライフプランを考えるときには乳がんを含むがんに備える対策が必要です。

一般的に不動産(マンションなど)をローンで購入するときに加入する団体信用生命保険のなかには、がん(※)になったときに手厚い保障が受けられる「がん保険付き団体信用生命保険」があります。この保険に加入することで、万が一、死亡、あるいは乳がんを含むがんになったと診断されると、ローン残高がその時点でゼロになります。通常は治療に専念するため休職や退職し収入が減ってしましますが賃貸用不動産(マンションなど)をローンで購入することで万が一の際は支払いに回していた賃貸用不動産(マンションなど)から入る家賃収入をすべて生活費として利用できます。

また、がんの医療費としてローン名義人が、がんと診断されると100万円が支払われます。さらに、がん保険付き団体信用生命保険のなかには、ローン名義人の配偶者の女性に特有の乳がん、子宮がん、卵巣がんと診断されると100万円が支払われる「奥様安心プラン」が付いているものもあります。配偶者の女性のがんの保障ができるという手厚いプランですので、気になる方は「マンション経営大学」を運営するLife&Style株式会社までぜひご相談ください。

なお、支給には年齢や婚姻関係などの一定の条件があります。

まとめ

女性に特有の乳がんの生存率、乳がんの特徴、健診方法などについて解説しました。がん保険付き団体信用生命保険のなかには、乳がんを含む女性特有のがんになったとき、ご本人のみならず配偶者がなったときに保障が受けられる保険もあります。いざというとき、この保険があなたの助けになるかもしれません。ご興味がある方は、がん保険付き団体信用生命保険の検討をしてみてはいかがでしょうか。

※「上皮内がん」や「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」はがん診断保険金のお支払いの対象となりません。また、責任開始日からその日を含めて90日(免責期間)以内にがん(所定の悪性新生物)と診断確定された場合には、がん診断保険金は支払われません。

※保険の条件・保険金の支払い要件に関しては各金融機関により変わります。

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