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がんの部位によっては5年生存率100%! 合わせて考えたいがん治療後の人生

がんは、まだまだ怖い病気というイメージを多くの人が持っています。しかし、国立がん研究センターが2019年4月に発表したデータによると、がん全体の5年生存率は67.9%(10年生存率は56.3%)と年々延びています。今後も新薬が開発されるなど医療技術の進歩で、生存率は上がっていくと言われています。なお、がんの部位別にみると5年生存率100%、10年生存率95.7%というがんもあり、昔より怖い病気ではなくなってきています。特にがんの初期の段階であるステージIまでの段階で発見されて治療を受けると、がん生存率は大幅に上昇します。

また、がんを治療する技術とともに、がんを早期に簡単に発見できる技術も進歩しています。例えば、MRIなどの高価な装置を使用しなくても数滴の血液やわずかな量の尿で複数の種類のがんを一度に発見できる技術が大学や企業で進んでいます。初期の段階では発見しにくいがんや、忙しくてがんの検査をなかなか受けられない人でも簡単に早期発見できることが期待されます。これらの技術は、ここ数年のうちに実用化が見込まれており、がんはますます怖い病気ではなくなってきています。

今後は、長生きできることで得られた老後の長い時間をいかに有意義に充実して送れるようにしていくかが重要になります。そこで、今回発表されたがんの生存率の詳細、がんの治療費や治療後の生活を支えるために効果的な保険として「がん保険付き団体信用生命保険」について紹介します。

1.がんの部位別5年・10年生存率

がんは、最初に発生した体の部位(原発部位)によって、5年・10年生存率が大きく違ってきます。公益財団法人 がん研究振興財団が発表した最新の生存率を紹介します。

全がんおよびがんの種類別5年/10年生存率一覧表

5年・10年生存率 ステージ別生存率
I期 II期 III期 IV期
全がん 5年 67.9% 91.9% 82.9% 53.8% 22.2%
10年 56.3% 81.4% 68.7% 39.9% 13.9%
食道 5年 45.9% 87.4% 57.3% 30.8% 14.0%
10年 30.3% 65.4% 32.9% 21.2% 6.7%
5年 74.9% 97.4% 63.9% 48.3% 6.9%
10年 64.2% 89.6% 51.5% 36.6% 5.7%
結腸 5年 75.3% 99.1% 90.7% 85.8% 20.0%
10年 67.2% 93.4% 79.3% 77.4% 10.7%
直腸 5年 78.4% 97.7% 88.8% 82.2% 25.7%
10年 65.1% 87.9% 78.7% 66.4% 11.6%
(大腸) 5年 76.6% 98.5% 89.9% 84.2% 22.0%
10年 66.3% 91.0% 79.0% 72.6% 11.0%
肝臓 5年 36.4% 61.6% 36.0% 14.6% 1.7%
10年 14.6% 26.3% 16.0% 6.1% 2.4%
胆のう/
胆道
5年 28.0% 56.7% 26.1% 12.8% 2.4%
10年 16.2% 44.4% 15.6% 4.9% 1.6%
すい臓 5年 9.2% 40.1% 17.2% 5.8% 1.5%
10年 5.4% 29.0% 9.1% 2.8% 0.6%
喉頭 5年 76.1% 95.9% 85.0% 70.5% 47.6%
10年 60.7% 81.1% 57.1% 45.9% 40.5%
肺/気管 5年 43.6% 82.0% 50.2% 21.3% 4.9%
10年 31.0% 64.5% 27.7% 13.1% 2.7%
乳房 5年 93.9% 100.0% 96.0% 80.8% 38.5%
10年 83.9% 96.1% 86.3% 59.4% 15.9%
子宮頚部
(けいぶ)
5年 76.2% 93.0% 79.2% 64.2% 29.2%
10年 69.0% 88.2% 64.8% 50.0% 16.5%
子宮体部 5年 85.7% 96.4% 88.1% 66.3% 18.8%
10年 80.0% 92.0% 84.3% 56.3% 10.6%
卵巣 5年 64.4% 91.2% 73.3% 47.6% 30.1%
10年 45.0% 84.0% 54.9% 20.0% 12.5%
前立腺 5年 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 65.9%
10年 95.7% 100.0% 100.0% 96.4% 44.5%
腎/尿管 5年 70.0% 96.9% 83.3% 71.4% 15.2%
10年 63.3% 89.9% 67.2% 56.3% 13.8%
膀胱
(ぼうこう)
5年 71.0% 86.6% 73.6% 51.0% 25.8%
10年 64.6% 75.7% 73.0% 41.1% 14.4%
甲状腺 5年 92.8% 100.0% 98.7% 100.0% 74.2%
10年 84.3% 99.3% 100.0% 93.6% 54.4%

*大腸がんは、結腸がんと直腸がんを合算した数値です。
出典:公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計’18」

2.がん生存率の特徴

2-1. 生存率の高いがん・低いがん

がん全体の平均5年・10年生存率は、67.9%(5年)と56.3%(10年)ですが、データから分かるとおり、がんの種類によって生存率に大きな開きがあります。生存率の最も高い前立腺がんは5年と10年の生存率は100%と95.7%です。一方、最も生存率の低いがんはすい臓がんで、それぞれ9.2%と5.4%です。同じがんという病気でも、10倍以上も差があります。

生存率の主に高い(5年生存率が70%以上)がんは、以下の種類のがんです。

・前立腺がん 100%
・乳がん 93.9%
・甲状腺がん 92.8%
・子宮体部がん 85.7%
・直腸がん 78.4%
・大腸がん 76.6%
・子宮頚部がん 76.2%
・咽頭がん 76.1%
・結腸がん 75.3%
・胃がん 74.9%
・膀胱がん 71.0%
・腎・尿管がん 70.0%

生存率の低い(5年生存率が40%以下)主ながんは、以下の種類のがんです。

・すい臓がん 9.2%
・胆のう/胆道がん 28.0%
・肝臓がん 36.4%

2-2. がんの進行度によって生存率は大きく変化

もちろん生存率は、がんの進行度によっても違います。がんの進行が最も進んでいない初期のステージIのがんは、91.9%(5年)、81.4%(10年)と非常に高い生存率です。一方、最もがんが進行しているステージIVは、22.2%(5年)、13.9%(10年)と大きく低下します。これは、がんが早期発見・早期治療が重要なことを示しています。そのため、がんが簡単に早期発見できる方法の開発が進んでいるのです。

2-3. 5年生存率と10年生存率の差

このように5年生存率と10年生存率の差は、がんの種類やがんの進行度によってバラツキもありますが、平均すると10%~15%ほどの差です。多くの場合5年目以降は、がんで死ぬかもしれないという大きな不安が減ると考えられます。ですので、がんを恐れずに、がん治療と並行した新しい生活を築きあげていくことに注力し、充実した生活を送れるように考えることが大切です。

3.5年生存率100%の「前立腺がん」とは

がんの中でも5年・10年生存率が一番高いと言われる前立腺がんについて説明しましょう。前立腺がんは、男性の生殖機能に関わる内性器(体内にある生殖器官)にできるがんのことです。前立腺は、精子に栄養を与え、保護する前立腺液をつくる働きがあり、女性にない生殖器官のため、前立腺がんは男性のみにできるがんです。特徴は、他のがんと比べるとゆっくりと進行します。がん全体ではステージIの生存率を100とすると、生存率はステージIIは75%~80%、ステージIIIは40%~50%、ステージIVは10%~15%と大きく低下していきます。しかし、前立腺がんは、ステージII、IIIでもほとんど変わらず、ステージIVのときに35%~55%低下するのみです。ただし、発見が遅れると他の内臓への転移が起きるので早期発見が重要です。

4.治療中や治療後の生活のための「がん保険付き団体信用生命保険」とは

がんは高額な治療費がかかることから、一般的な医療保険とは別に、がんに特化した保障を行うがん保険というものがあります。がん保険は、がんの治療費の問題を解決できるので役立ちますが、1つ欠点があります。それは治療中、治療後の生活のこと。生存率が上がることに関係していますが、従来の医療保険やがん保険では解決できない問題が社会問題化しています。そして、この問題は、早期発見ができる新しい技術やオプジーボのような治療効果の高い新しい薬が開発されるなど医療技術の進歩で生存率が今後改善されていくことから、より大きくなっていくであろうと予想されます。

現状で、がんと診断された人の約3割が仕事を辞めたり、解雇されたりしていると国立研究開発法人 国立がん研究センターは「就労白書」で報告しています。政府も、がん対策基本法に、がん患者の雇用継続のために「国や地方公共団体は、がん患者の雇用の継続または円滑な就職ができるよう事業主に対するがん患者の就労に関する啓発や知識の普及などの施策を講ずるように条文に明記し促進を図る考えを示しています。

あるがん患者の実例では、がんの治療後に3年間の休職が認められ、給与の80%が保障されましたが、休職期間後の復職は、体調が万全ではないために希望した週4日の就労が認められず社員としては復職できませんでした。その他のがん患者も、体調の関係で正社員からパートになったり、転職したりと働きにくい環境、収入の減少に苦労している状況が多数見られます。また、転職の際にもがん患者とわかると採用を控える企業も多く、医療費以上に生活費が大きな問題になっています

がん保険は、医療費の問題を解決してくれますが、生活費の根本的な解決はできません。2人に1人が、がんになり、がんの生存率が延びていく中、がんの治療費とともに生活を支える収入をどうするかの検討が大切です。

そこで、老後の生活費のために賃貸収入を目的とした不動産投資を検討している人は、ローンを借りるときに「がん保険付き団体信用生命保険」に加入することをおすすめします。「がん保険付き団体信用生命保険」は、がんと診断(ステージⅠでも)された時点でローン残高がゼロ円になる保険のことです。これにより、がんと診断されるとその時点でのローン残高がゼロ円になり不動産が資産として手元に残ります。そして、家賃収入を丸々全額生活費として利用できます。一方、がんの医療費のうち、保険が適用される医療費は高額療養費制度が利用できるので、金額的な負担は大幅に軽減できます。

まとめ

がんは、部位や進行度によっても生存率が大きく異なります。がんの生存率は年々向上していますが、これによりがん患者の就労が困難という問題が社会問題化してきています。がんを治療して治すためにも、今後は治療費の問題に加えて、がんという病気がもたらす就労問題を意識して生活設計することが重要です。不動産投資や、「がん保険付き団体生命保険」に興味のある方はぜひご相談ください。

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