大手投資会社のポートフォリオから見る!東京圏のワンルームがマンション経営にオススメの理由
J-REITを売り出している不動産投資法人が、自社のウェブサイトでポートフォリオを公開しているのをご存知でしょうか。
今回は、不動産投資のプロが導き出したポートフォリオを参考に、マンション経営を成功させる秘訣を紐解いてみましょう。
住居特化型REITのポートフォリオをのぞいてみよう
一口にREITと言っても、オフィスビル特化型、ホテル特化型、ヘルスケア施設特化型など、さまざまな商品が出ています。
今回は、マンション経営に直結する「住居特化型」の不動産投資法人が設定しているポートフォリオを見ていきましょう。
野村不動産レジデンシャル投資法人 投資証券
◯投資エリア
東京圏:81.3%(うち東京都23区69.9%、23区外3.7%、その他東京圏7.6%)
◯1住戸あたりの面積
30㎡未満:68%
ケネディクス・レジデンシャル投資法人 投資証券
◯投資エリア
東京経済圏:71.7%
◯住戸タイプ
シングルタイプ:32.2%
スモールタイプ:45.6%
(参照)ケネディクス・レジデンシャル投資法人 ポートフォリオ
日本アコモデーションファンド投資法人 投資証券
◯投資エリア
東京23区:87.5%
◯住戸タイプ
シングルタイプ:40.4%
コンパクトタイプ:42.1%
(参照)日本アコモデーションファンド投資法人 ポートフォリオ
共通するポイントは「東京圏」と「小規模マンション」
多少言い回しの違いはあるものの、各社のポートフォリオで共通していることはズバリ
- 東京圏
- シングル向けのコンパクトな物件
に資産のウェイトを置いているということです。
これは、マンション経営大学でも何度もご紹介しているとおり、「マンション経営ならば東京圏のワンルーム・小規模マンションが良い」と同様の考えを、大手不動産投資法人も持ち、実行しているということに他なりません。三大都市圏では唯一の転入超過となり、単身世帯数が増加傾向にある東京圏。それらの人口動態を的確にキャッチしているといえるでしょう。
ぜひ、マンション経営や投資をお考えの方も参考にしてみてくださいね。
▼「東京圏」「ワンルーム」がマンション経営・投資のカギ