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一人暮らしの部屋を貸し出すときに想定すべきターゲットとは

商売を行う際には「お客様目線に立って考える」ことが重要だと言われますが、これはマンション経営にも通用する考え方です。

マンション経営の「お客様」といえば「家を借りる人」のこと。入居者からの人気が高い物件を手に入れるということが成功に直結するのです。では、具体的にどのようなターゲットを狙えばいいのでしょうか。

マンション経営で想定すべきターゲットは「女性」

まず、大前提としてマンション経営で想定すべきターゲットは、今後ますます増加することが予測されている東京圏の単身世帯者です。だからこそ、一人暮らしのニーズに沿ったワンルームマンションを経営すべきだということは言うまでもないでしょう。

では、東京圏の単身世帯者といった場合、具体的にはどのような層をイメージすべきなのか。それはズバリ、「女性」です。「女性目線」に立てるかどうかが重要になります。

結論から言ってしまえば、女性の物件に対する要望は厳しいため、女性が気に入る物件ならば男性からも支持されやすく、空室リスクを軽減することができるというわけなのです。

女性にウケるワンルームマンションの条件とは?

では、一人暮らし世帯の女性が重視するワンルームマンションの条件とは、いったいなにか。マンション経営大学が実際に目にした事例から、いくつかポイントをご紹介しましょう。

マンション経営の基本にして最重要の「立地」

まず、マンション経営において立地はとても重要な要素です。「駅から近い」、「家までの道のりが明るい」、「活気のある商店街」など、立地の良さは女性からの支持も得やすくなります。

たとえば、「住みたい街ランキング」に出てくるような街は、女性からの人気が高いでしょう。しかしながら、人気があるだけに競争率も高く、投資費用も高騰するというデメリットがあります。

そこで、注目すべきなのが、人気の街の隣接エリアです。実際、穴場が多く眠っており、マンション経営大学でも物件の展開を積極的に推し進めています。

むしろ、人気の街よりも住みやすいといった評価も多いのがおもしろいところです。もしかしたら、「住みたい街」と「住んでよかった街」は違うのかもしれませんね。

物騒な世の中で不可欠な「セキュリティ」

防犯性の高いシリンダーキーや、モニター付きドアホンなど、防犯設備が整っているマンションであることが、女性からの人気を集めるためには不可欠です。

女性は、ごみ捨て場やエントランス周辺の雰囲気までを含めて「物件の安全性」を厳しく判断するため、しっかりと意識するようにしましょう。

また、最近では物件の防災対策も「セキュリティ」の重要な判断材料として考える女性が増えています。そのため、最新の防災設備が整った物件の人気が高く、新築・築浅マンションの優位性が高まっているのです。

大きな差を生むワンポイントデザイン

ワンルームマンションに入居を希望する女性は、実は物件に対してそこまで過大なデザイン性を求めてはいません。というのも、結果として家賃が高くなってしまっては本末転倒だとシビアに考えているからです。女性ならではの経済感覚といえるのかもしれません。

ただ、だからこそ、家賃には大きな差が出ない程度のちょっとしたワンポイントの工夫が、大きな差を生むことにもなります。特にワンルームマンションの居室は単調になりがちなので、もともと居室のバリエーションが豊富に用意されている物件を選ぶようにするなど、ワンポイントの工夫を取り入れるようにすれば、予想以上に大きな反響を得ることができるはずです。

さいごに

「女性目線」と聞くと、「なんだか大変そうだな」と思う方もいるかもしれませんが、女性の目線というものは極めて現実的で、理にかなっています。つまり、ビジネスにとっては重要な指標になるわけです。

これからは女性が活躍する時代とも言われていますが、マンション経営の分野においても、女性の視点はますます重要になってくるでしょう。実際、女性の凄腕マンションオーナー様も増えておりますので、マンション経営大学としても大変楽しみです!

▼ 女性の視点ほどシビアで正確なものはない