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年金減額世代のわたしたちが知っておくべき事実と対策

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2015年4月からはじまった「マクロ経済スライド」により、年金額は実質減少となりました。いよいよ突入した「年金減額世代」のわたしたちが避けては通れない事実をしっかりと考え、対策を練っておかなければいけません。

マクロ経済スライドで年金減額どころか増えた??

まず、改めて「マクロ経済スライド」についておさらいをしておきましょう。

マクロ経済スライドとは、現役人口や平均寿命に応じて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組みのことで、2015年4月から適用がはじまっています。

このため、2015年6月支給分の標準的な厚生年金は月額22万1,507円、国民年金は満額を納めていた場合でも月額6万5,008円となり、14年度に比べると、それぞれ2,441円、608円増加しています。

そうです。増えているのです。だからこそ、「年金減額」と聞いてもピンと来ない方もいるかもしれません。ただ、注意しなければいけないのは、物価や賃金の上昇率よりは低いということ。つまり、実質的には年金減額となっています。これからもマクロ経済スライドにより、年金額は実質的に減少していきますので、額面だけを見ないようにしなければなりません

年金減額をもたらすマクロ経済スライドは最悪、いつまで続くのか



マクロ経済スライドの継続期間予測について、政府は「2014年財政検証」において複数のシナリオを用いて分析しています。

たとえば、このまま経済が上昇を続け、女性や高齢者の雇用が進む標準ケースにおいては、厚生年金では2020年度、国民年金では2043年度まで継続する見通しです。

一方、経済が伸び悩み、上述したような労働参加も進まない低成長ケースにおいては、厚生年金では2031年度、国民年金では2058年度と、さらに長期間に渡り、マクロ経済スライドが継続されてしまうのです。

実際、年金減額はどれくらいなのか

では、実際に年金はどれくらい減少するのでしょうか。みずほ総合研究所が、夫が会社員で妻が専業主婦という家庭をモデルに、現在年齢やシナリオごとに試算した厚生年金額は以下の通りです。

◼︎現在年齢:40歳/年収:350万円
▼65歳時点
標準シナリオ:20.4万円
低成長シナリオ:18.1万円

▼75歳時点
標準シナリオ:19.9万円
低成長シナリオ:17.1万円

▼85歳時点
標準シナリオ:20.2万円
低成長シナリオ:16.3万円


◼︎現在年齢:50歳/年収:350万円

▼65歳時点
標準シナリオ:19.8万円
低成長シナリオ:18.3万円

▼75歳時点
標準シナリオ:18.3万円
低成長シナリオ:17.2万円

▼85歳時点
標準シナリオ:18.1万円
低成長シナリオ:16.2万円

仮に、低成長シナリオ通りに経済が動いてしまったとすると、現在40歳の方が65歳になって受け取る年金額は85歳までに1.8万円、現在50歳の方は2.1万円も減額される予想となっています。

豊かな老後を送るためには約1億円が必要と言われますが、上記のような年金額では、どんなに退職金や貯金を合わせても足りないという方が多いのではないでしょうか?

年金減額を上回る収益を確保しなければ老後破産へ



減少する年金は、自らの手で補填しなければなりません。できなければ最悪の場合、今では重大な社会問題となりつつある老後破産も現実味を帯びてきてしまうからです。

しかしながら、預貯金の微々たる利率では物価の上昇率には耐えられず、実質目減りしてしまうでしょう。残念ながら、退職金も減少傾向にあり、少なくとも大幅に増えることは難しいはずです。老後も働くとしても、若者の雇用ですら厳しくなるなかで、再就職先があるとは限りません。

ただ、「備えあれば憂いなし」というように、今のうちから準備をしておけば乗り越えられない危機ではありません。いかに年金減額を上回る収益を確保すればいいのか。その方法については下記のコラムもお読みいただき、無料セミナーや個別相談会も開催しておりますので、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

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