またもや食品が値上げラッシュ…!貯金だけではますます不安な家計事情
今年2015年初めに話題となった即席麺やレトルト食品などの「値上げラッシュ」ですが、なんと2015年の夏から秋にかけても新たな値上げがはじまります。
じわじわと家計を圧迫する物価上昇に、わたしたちはどのように対処すれば良いのでしょうか?
2015年夏から秋にかけて値上がりするものたち
一例として、値上げされる主な商品としては以下のようなものがあります。
- アサヒビール:2〜44%値上げ(輸入ワイン・洋酒など計201品目)
- タカノフーズ:20%以上の値上げ(おかめ納豆の一部)
- 日本郵便:平均4.8%値上げ(ゆうパックの基本運賃)
- ファーストリテイリング:平均10%値上げ(7月以降発売予定の新商品のうち2割程度)
嗜好品から生活必需品まで、さまざまな商品の値上げが新たに予定されています。
物価上昇の影響を受けるのは年金受給者や低所得世帯だけ?
数%の値上げと言っても、長い目で見れば家計に大きな影響を与えます。特に毎月の収入が固定されていて、臨時収入も少ない年金受給者や低所得世帯にとっては頭が痛い問題でしょう。
なかでも年金受給者は、今年度から発動されたマクロ経済スライドにより、年金の給付額が物価上昇率分よりも抑制されることになるため、実質的な金額は減少しています。とてもこれからはじまる値上げラッシュに対応できる状況ではありません。
また、段階的かつ長期的な消費税増税も控えている現在、負担は一般層にも広がっていくリスクが高まっています。物価上昇により少しずつ預貯金の価値が目減りし、気付いたときには取り返しのつかない損失に至ってしまっているかもしれません。
物価上昇に強い資産を持とう
現金資産は物価上昇という経済の動きに弱いですが、一方の現物資産であれば経済状況の動きを資産価値に反映していく傾向にあるため、インフレなどにも強いと言えます。
では、現物資産にも様々なものがあるなかで、長期的に安定した収益を生み出せる資産はなんなのでしょうか。詳しくは以下のコラムもあわせて、ぜひお読みください!
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