マンション経営などの現物資産はインフレや金融危機にも強い!
現物資産とは、建物や土地といった不動産、金やプラチナといった高級金属、高級な自動車、芸術価値・歴史価値の高い絵画や骨董品など、物自体に価値や信用のある資産のこと。もちろん、マンション経営大学でご紹介している賃貸マンションも、現物資産に含まれます。
これを持っていると、なぜオトクなのか…とらみと一緒に、考えてみましょう!
■現物資産と呼ばれるものには何がある?
現物資産は、物価の下落時にも価値が下がりにくく、物価が上昇した際は、相対的に連れて価値上昇していくという、相場の変動に強い資産であるという特徴があります。
現物資産と呼ばれるものには、たとえば以下のようなものが含まれます。
■不動産(特に賃貸マンション!)
土地や建物といった不動産は、現物資産の代表格。東京、神奈川、埼玉、千葉などを含む東京都市圏の不動産相場は、バブルの前後やリーマンショックなどの急変期を除いては、戦後数十年を通して着実に右肩上がりの成長を続けており、安心感の高い投資先と言えそうです。
特に賃貸マンションは、現物資産としての土地・建物の価値の他に、毎月の家賃収入という安定した収入を得ることができます。現物資産の多くが、その売買益(キャピタルゲイン)をねらうのに対して、長期保有による定期収入(インカムゲイン)をも得られる、というところに、とらみがマンション経営をオススメする理由があるのです!
■貴金属
もっとも有名な貴金属は、金です。金を投資対象とする金融商品は世界中に様々。株式相場や為替相場が急変した際、資産の逃避先としてもよく話題となっています。他にも、銀、プラチナなども、成熟したマーケットのある貴金属です。近年はIT機器の部品などの用途から、いわゆるレア・アースの価格が高騰していますが、一般の個人投資家が扱うにはまだハードルが高いかもしれません。
■自動車
土地や建物を不動産と呼ぶのに対して、動く資産、いわゆる動産の代表は自動車。中古市場でも人気の高い高級自動車は、現物資産として根強い人気があります。香港のお金持ちは、売却することを考えて必ずベンツを買う…といった噂がまことしやかに語られたこともありました。
■美術品
著名な画家が描いた絵画や、歴史的な価値のある骨董品なども、現物資産として知られています。
ただし、こうした美術品は目利きが必要であったり取り扱いや保存が難しかったりで、個人投資家が気軽に手を出すとやけどをする可能性があるので、要注意です。
■現物資産はリスクに強い!
現物資産の反対が、金融資産。いわゆる、株式、貨幣、債券といった金融商品です。これらは、現物資産とは違い、実体そのものはありません。極論すると、株式を保有している会社が倒産した。あるいは、FXでとある国の貨幣を大量に購入した翌日、政変が起きて価値が大暴落した。結果、その資産が紙クズ同然の価値でしかなくなる…ということも、ありえない話ではありません。
一方、マンションのような現物資産は、相場の変動によって価格が多少下がったとしても、居住する場所としての価値は減ることがないところに大きなメリットがあります。2008年のリーマン・ショック以来、金融商品の大暴落を経験し損失を出した投資家の多くが、現物資産のこうした特長に注目し、資産の移動を検討しています。今、現物資産としての賃貸マンションの人気が高まっているのは、こうしたところにも理由があるということですね!
■ポイントまとめ
- 現物資産は相場の急変に強い安心資産!
- 反対に、金融資産は短期間で価値の大暴落を招く可能性がある!
- マンション経営なら現物資産でありながら安定収入のインカムゲインも期待できる!