贈与税と相続税の税率の差がカギ!簡単にできる節税計算法
今年(2015年)から、相続税制とともに贈与税制も見直されることになりましたね。
そこで気になるのは、「持っている資産を『贈与』するのと『相続』する場合とでは、どちらが得するの?」ということではないでしょうか。
贈与と相続、どっちがお得?実効税率を計算すれば一目瞭然!
贈与と相続のどちらが得するかは、控除額も考慮した実際の税負担の割合を示す「実効税率」を計算して比較することで簡単に判断できます。
たとえば、毎年一定額ずつ贈与する場合と、相続時に一括で資産を残す場合。それぞれの実効税率を算出して、より低いほうを選べばお得になります。実効税率の具体的な算出式は以下の通りです。
- 実効税率=実際の贈与税額(相続税額)÷贈与(相続)資産額
なお、上記の「実際の贈与税額および相続税額」に関する事例ごとの計算方法については、改正事項も含めて国税庁のウェブサイトに詳しく記載されているため、最新情報をチェックしておくようにしましょう。
- 「贈与と税金(国税庁)」
- 「相続と税金(国税庁)」
ご自身の資産につき、「贈与」の場合と「相続」の場合では、どちらがより多く家族に遺すことができるのかを試算してみることをおすすめします!
さらなる節税対策として「現金資産」を「現物資産」に組み替えよう!
現金資産を贈与するか相続するか比較検討することも大切ですが、まだまだ万全な節税対策とは言えません。
そこでおすすめなのが、現金資産を現物資産に組み替えて保有するという方法です。購入時の金額よりも低い相続税評価額をもとに税額が算出される傾向にあるため、さらなる節税対策として活用される方が多くいらっしゃいます。
例えば、マンションを購入した場合には貸し出すこともできるため、節税のみならず、毎月の家賃収入も手にすることができます。ただ、購入するマンションはなんでもいいのかというと、残念ながらそうではありません。実は、東京圏の新築(築浅)ワンルームマンションを選ぶべきなのです。
その理由は……気になる方は、マンション経営大学までお気軽にご連絡ください!
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