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面倒な家賃滞納・立ち退き交渉を防ぐ、当たり前だけど疎かにしがちな3つのこと

マンション経営をされているオーナー様のなかには、部屋の使い方や敷金の返還などについて、入居者とのトラブルに見舞われてしまっている方も少なくないのではないかと思います。

なかでも一番の大きな悩みが、入居者の家賃滞納と、それに伴う立ち退き交渉だそうです。「すでに1年間も家賃が支払われていない」「入金額が間違っていた」「毎月遅れたり忘れたりする入居者がいて、入金管理に手間がかかる」などの相談も増えているとのこと。

そこで今回は、入居者の家賃滞納を未然に回避するために必要な3つのポイントをご紹介します。基本的なことですが、ついつい疎かにしてしまいがちなことでもあるので、これを機にぜひ参考にしてみてください。

入居者の家賃滞納を回避する3つの裏技

家賃滞納を回避するのに最も効果的な段階は、ズバリ「入居者を受け入れる前」になります。今回は、入居希望者をしっかりと事前に見極める際に実践すべき3つの方法をご紹介します。

1.入居希望者の経済状況をしっかりと確認する!

当たり前のことですが、入居審査において、入居希望者の勤務先や年収など、経済状況をしっかりと確認することは必要不可欠なポイントです。

ついつい物件の空室状況をできるだけ早く解消したいがために、「そこまで細かく聞いてしまうと入居者に嫌な印象を与えて逃げられてしまうのではないか」と恐れてしまう方もいらっしゃるようです。しかしながら、入居者が家賃を払わない状況に見舞われてしまえば結果は同じですし、さらに悪くなる危険性もあります。

こちらの要望を入居者と面会する仲介業者へしっかりと正確に伝えて連携するのはもちろん、可能であればオーナー様自身も申込時に入居者と対面することでリスクを抑えるようにしましょう。

2.連帯保証人の経済状況もしっかりと確認する!

入居希望者だけでなく、連帯保証人の勤務先や年収も厳しく確認しなければなりません。

入居希望者の経済状況や人柄が問題ないととついつい大目に見てしまいがちですが、入居希望者自身の経済状況が悪化したとき、あるいは入居希望者の人物像を仮に見誤ってしまっていたときのリスクヘッジとして、連帯保証人の存在はとても重要になります。

もし、連帯保証人の経済状況が芳しくないときには、入居者に特定の連帯保証人会社と契約してもらうなど、万全の対策を施しておくようにしましょう。

3.支払日当日に入金確認する旨を入居者に伝える!

何事も早めに対応することで、その後の被害を最小限に食い止めることができるものです。家賃滞納が発生したときにも迅速かつ適切な対応をするためには、支払日当日に入金確認ができるように意識しておく必要があります。「今日じゃなくて明日にでも見に行けばいいだろう」と先延ばしにしてしまいがちなマンションオーナー様もいるようですが、早め早めに対応することが大切です。

支払日当日に入金を確認する旨については入居希望者にもしっかりと口頭で伝えるようにしましょう。たとえ契約書に「家賃支払日や遅延損害金」について明記されていたとしても「あとでそんなことは聞いていない」といった無用なトラブルにもなりかねません。口頭でも事前に伝えることで「家賃延滞には特に厳しく対処する」というイメージを与えておくことが重要になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

空室リスクを不安に思う気持ちはわかりますが、入居者を安易に確保することは余計に事態を悪化させてしまいかねません。しっかりと家賃滞納のトラブルを未然に防ぐようにしましょう。

ただ、どのように入居者の経済状況や人物像を見抜くべきなのかが分からないという方や、いざ家賃滞納が発生してしまったときにも煩雑な交渉や回収作業にはなるべく関わりたくないという方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんなときは、マンション経営大学のトータルサポートサービスにお任せ下さい。マンション経営大学では、マンションの建設から販売、賃貸管理、建物管理までを一括してサポートするシステムをご提供しています。

「マンションは管理を買え!」という格言があるように、マンション経営を無用なトラブルから守るためにも、良きパートナーを見つけることがとても大切です。お会いできる日を楽しみにお待ちしております!