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資産運用の初心者がまず考えるべき運用方法7選

将来に対する不安のひとつ「お金」。

銀行の利息が低く利息がほとんど付かないことや、年金は本当に支給されるのか、将来のお金に誰もが不安を抱えています。投資を始めようにも、どんな投資があってどれが安全なのか、どの投資から始めるべきなのかわかりませんよね。

今回は、投資についてそろそろ考えたい、いま持っているお金を運用してみたい、どんな投資があるのかざっくり知りたい、とお考えの方に代表的な運用方法と、それぞれの特徴をかんたんにご説明します。

100万円でできる資産運用方法7選

投資の手法としてさまざまな方法がありますが、代表的な手法をまとめました。

▼目次

  1. 定期預金
  2. 株式投資
  3. 投資信託
  4. 外貨預金
  5. FX(外国為替証拠金取引)
  6. 金投資
  7. ソーシャルレンディング

1. 定期預金

もっとも身近な運用ともいえるのが定期預金です。

メリット

普通の預金に比べると幾分か金利が高いところ、預金保険制度により1,000万円までの元本保証と破綻日までの利息が保証されています。

デメリット

一方デメリットは、金利が安いこと。普通預金に比べ高いとはいえ、それでも安いことに変わりありません。また、途中でお金を引き出せない点もデメリットといえます。

2. 株式投資

株式投資とは、利益を得る目的で、上場した会社が発行した株を、証券会社などを通じて売買することをいいます。

メリット

株を保有するメリットは、株を保有することで得られる配当金でしょう。また、一定数以上の株持っていると、株主優待といって、いろいろなサービスを受けられることもあります。

デメリット

デメリットは、会社の業績や外的要因によって株価が影響を受けること。業績が落ちれば配当の金額も減りますし、景気や社会情勢などの外的要因で、株価が影響を受けることもあります。買ったときに株価が高くても、株価が下がってしまえばマイナスになってしまいます。株式投資は、会社の業績や株式市場の動向、社会情勢などに気をとめておく必要があります。

3. 投資信託

投資信託とは、複数の投資家から集めたお金を専門家が運用し、その運用の成果が配当金として分配される投資の方法です。

メリット

メリットは、少額から始められることと、専門家にお願いできること。投資するファンドによって異なりますが、100円くらいの元手から始めることもできます。また、前述した株式投資とは違い、運用の専門家にお願いできる点もメリットと言えます。

デメリット

デメリットは、大きく二つ。
まず運用実績に関わらずコストがかかること。投資信託では主に3つの手数料が挙げられます。ひとつは、購入時手数料。これは読んで字のごとく、投資信託を購入するときにかかる手数料。二つ目は、投資信託を保有している間、ずっとかかり続ける信託保証。三つ目は、投資信託を換金したときにかかる信託財産留保額です。

そして、もう一つのデメリットは元本保証がないこと。専門家に運用を任せると言っても、運用実績が悪ければ元本が割れることもあります。

4. 外貨預金

かんたんに言うと外貨で預金することです。

メリット

メリットは、日本より金利の高い国のお金で預金すれば日本よりも利息がつくこと。また、日本円を買い戻すとき、外貨購入時のレートより円安であれば、為替差益で利益を得られます。

デメリット

デメリットは、為替手数料がかかること、為替差益と反対の為替差損があること、そして日本円での元本保証がないことです。

為替手数料は、日本円を外貨に変えるとき、外貨を日本円に戻すときに発生する手数料のこと。単純に円安になったから買い戻すではなく、手数料のことを計算に入れておかないと、実は損をしていたなんてこともあります。

5. FX(外国為替証拠金取引)

FXとは、Foreign Exchangeの略称。外貨預金のように為替差益で利益をだしたり、2つの通貨間の金利差で利益をだしたりします(スワップポイント)。

スワップポイントについて少し説明します。例えば、日本の金利が0.5%で、アメリカの金利が3%だったとします。このときの金利差は2.5%です。このときに、アメリカドルを10,000ドル購入して(買いポジション)、1年間この金利差を維持すると、25,000円の利益が発生します。このポジションを維持した期間が差益となるのです。

メリット

FXの主なメリットは、外貨預金と比べて圧倒的に手数料が安いこと、市場が24時間開いていること。そしてレバレッジを効かせられることでしょう。レバレッジとは、自己資金の最大25倍の金額の外貨取引ができることです。取引の金額が多ければ多いほど、その分リターンも大きくなります。

デメリット

一方、最大のリスクは、そのレバレッジをかけた際のリスクの高さです。最大25倍の金額で取引できるということは、その分のリスクの高さを意味します。

6. 純金積立

金の投資にはいくつか種類があり、「金地金」「金ETF」「金CFD」などがあります。純金積立は、毎月決まった金額をだして純金を購入していくもの。少額からでも積み立てできるのが、純金積立の特徴で、基本的に大儲けするための投資ではなく、資産を形成する意味合いの強い投資です。

メリット

金を持つメリットは、なんといっても金自体が価値を持っていること。価値は変動するものの、その価値自体がゼロになることはありません。

デメリット

ではデメリットはどうでしょうか。金は何かに利用することができないため、株や預金のように配当や利子がつきません。また、購入手数料や年会費がかかります。価値が常に上がり続けているとも限らないので、元本割れするリスクはあります。

7. ソーシャルレンディング

比較的、新しい手法のソーシャルレンディングは、「お金を貸したい(投資したい)人」が、インターネットでマッチングした「お金が必要な人」にお金を貸すサービスのことです。銀行などの金融機関と違い、ソーシャルレンディングの事業者が、お金を預かったり貸し出したりすることはありません。繰り返しになりますが、ソーシャルレンディングは、あくまでマッチングを目的としたサービスです。

メリット

ソーシャルレンディングのメリットは、なんといっても高い金利です。CROWDPORTのデータによると、2017年5月の平均利回りは7.58%。また、運用コストがかからないこと、少額から始められることも魅力です。

デメリット

もちろん、メリットばかりでありません。お金を貸した先が倒産してしまったり、返済ができなくなったりすると、元本が割れることもあります。また、途中解約ができず流動性が悪いこと、お金の投資先を選べないことも、ソーシャルレンディングのデメリットでしょう。

まとめ

資産運用には必ずメリットとデメリットがあります。100%儲かるものはありません。しかし、将来のことを考えるとなにかしら対策を打たなければいけないのも事実。まずは少ない金額から始めてみるのもいいでしょう。記事で情報を得ることも大事ですが、実際に自分でやって得られる情報の方がはるかに貴重なのですから。

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