東京の地価はほぼ全ての地区で上昇!最新地価LOOKレポートより
国土交通省より、最新の「平成27年第2四半期の地価LOOKレポート」が発表されました。
全国主要都市の9割の地価が上昇と、堅調な伸びを見せている地価ですが、マンション経営大学でオススメしている地区もほぼすべて上昇しています。
今回は、今後の東京の地価はどうなっていくのか? オススメの地域はどこか? などをご紹介します。
東京はほぼ全ての地価が上昇! 堅調な伸びを見えている背景は?
今回のレポートで、43地区ある東京圏内で、上昇した地区は41地区(前回は39地区)、横ばいが2地区(前回は4地区)と、ほぼ全ての地区で地価が上昇しています。
理由としては、金融緩和を背景とした不動産投資の意欲が高く、利便性の高い地区でのマンション需要があること、国内・国外の富裕層による不動産取得が増加していることが挙げられます。
主要地区別の住宅地の特徴と、気になる今後の地価動向
地価が上昇するなか、気になるのはやはり今後の地価の動きです。上昇した地区の特徴を詳しく見てみましょう。
五輪のメイン会場となる湾岸エリア(豊洲、月島、晴海など)では、開催が決定してからマンション市況は急速な伸びを見せています。最近では中古マンションも高値で取引されているようです。
品川地区は新築、中古マンションともに売れゆきは好調です。
賃貸市場も利便性の良さから賃料は横ばいで安定しているようです。
また、個人投資家による収益目的でのマンション需要は高いながら、市場は過熱感を持たず、依然として需要は底堅い状況がつづいています。
住みたい街ランキングで不動の1位、吉祥寺エリアはどうでしょう。
レポートでは吉祥寺駅周辺の再開発にともなう利便性の向上により、個人投資家などの購入意欲は引き続き旺盛であるとし、やはり人気のエリアであることから底堅い需要がつづくと予想されています。
地区ごとにさまざまな要因で地価が上昇していますが、全ての地区において「引き続き地価は上昇する」という予想がされています。
今からマンション経営をはじめるならば「穴場」の物件が狙い目
堅調な地価上昇の中、「乗り遅れた……」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。まだまだ都内にはマンション経営の「穴場」が存在します。
とらみのコラムでも過去に何度かご紹介していますが、人気の街の沿線にあり、1駅、2駅離れた地域は交通アクセス、生活利便性が高く、居住に適していることが多いのです。
例えば品川地区なら大森エリア、吉祥寺付近ならば武蔵関など、人気の地域に負けず劣らずの利便性ながら、まだまだ割安な物件が隠れています。
まとめ
まだまだ続きそうな東京の地価上昇のなか、マンション経営においては、しっかりと「流行り」だけではない立地を見極めることが重要です。
マンション経営大学でも、人気の地域にほど近い穴場物件をご紹介しています。人気だけに流されず、手堅く資産運用がしたいという方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!