使えるお金はどのぐらい減る?消費税増税が家計に与える影響
2014年4月、消費税が増税されました。消費税率がアップする一方、収入自体が増えなかったとしたら、家計の中から自由に使えるお金はどれぐらい減ってしまうのか。今回は、消費税の増税が与える家計への影響を検証していきましょう!
■年収400万円の共働き家庭では約6万円の支出増!
以下は、消費税率が引き上げられたことにより、増える年間支出の資産額です。
※朝日新聞/2013年10月2日/大和総研・是枝俊悟研究員による試算。
※共働きは4人世帯、3歳以上中学生以下の子供が2人。
たとえば、年収400万円の単身世帯の場合、年間で支払う消費税は5万8500円。しかし、2015年10月には90,000円と、3万1500円もの支出が増える計算になります。
ご結婚されている方であれば、お小遣いの減額も気になりますよね…。
■年金受給者にも大打撃?老後のお金が足りなくなる可能性も!
今はなんとかやりくりしていても、やはり気になるのは定年後のこと。老後に豊かな暮らしをしていくために必要となるお金の総額は、1億円とも言われています。
例えば夫婦で年金を受給していて、2016年以降に、今よりも毎年10万円強ものお金がかかるとしたら、仕事も引退して、収入のない家庭の場合、まさに大打撃ではないでしょうか。
老後は環境や健康状態の変化にともなって、想定外の支出も多くなってくるものです。老後において、年金以外の定期的な収入が無い方は、早いうちからそれ以外の収入源を確保できるような環境を作っておくことが、これからの人生において、大切な準備といえますね。
■まずは家計を見直して、将来に備えての投資も検討しましょう!
そんな消費税増税に備えるためには、まずは家計の見直しが重要です。家計簿をつけていない方は、これを期に、簡単なものでも良いので作ってみるのをオススメします。家計簿を見直すことにより、必要な支出、不必要な支出、使い過ぎているものなど、様々な問題点が解ります。そこで携帯電話や、保険の見直しなども合わせて検討していくのが良いでしょう。
さらに合わせて、早めの資産運用を行うことを、とらみは何よりオススメします!中でも特にオススメなのは、やはり長期的に安定したリターンが見込めるマンション経営です。さらに詳しい理由を知りたい方は、下記のコラムをご参照くださいね。
家計の見直しと、老後も見据えた早めの資産運用で、消費税増税時代を明るく乗り切っていきましょう!
■ポイントまとめ
- 消費税増税で使えるお金は想像以上に減ってしまう!
- まずは家計の見直しをして増税対策を!
- さらに、老後を見据えた早めの資産運用で二段構えの対策を!