マンションの価値は周辺環境や人気度、つまり需要があるかないかで大きく変わります。それでは具体的に人気の街には、どんなところがあるのでしょうか？今回は、範囲をグッと絞ってご紹介。人気の高い目黒区の中でも、味わい深い商店街を懐に抱え、ファンの多い街として知られる「西小山」エリアをオススメします。

■アクセス★★★★☆(4)

東急目黒線「西小山」駅は目黒駅まで3駅6分。ターミナル駅として有名な目黒駅には東京メトロ南北線、都営三田線、JR山手線が乗り入れ、南北線、三田線の地下鉄2路線は目黒線と相互乗り入れのため、乗り換えなしで都心のビジネス街やキャンパスへ移動も可能です。例として、近隣の有名大学キャンパスへの好アクセス例を見てみましょう。

• 慶応義塾大学（三田キャンパス）…都営三田線「三田」徒歩7分
• 上智大学（四谷キャンパス）…東京メトロ南北線「四ッ谷」駅徒歩5分
• 東京工業大学（大岡山キャンパス）…東急大井町線「大岡山」駅徒歩1分
• 多摩美術大学（上野毛キャンパス）…東急大井町線「上野毛」駅徒歩3分
• 昭和大学（旗の台キャンパス）…東急池上線「旗の台」駅徒歩5分
• 立正大学（大崎キャンパス）…東急池上線「大崎広小路」駅徒歩1分

多様な路線の活用で、東京都心の全域へ自由にアクセスできることがわかっていただけたでしょうか。もちろん、東京、新宿、池袋、品川、渋谷といった主要駅へも目黒駅から乗り継ぎなしでアクセスが可能。この自在性が、学生からも、忙しいビジネスパーソンからも選ばれやすい理由となるのですね！

■住みやすさ★★★★★(5)

都内最長800mのアーケードを備えた武蔵小山商店街は、隣接する戸越銀座商店街と並んで、古き良き日本情緒を残す商店街として有名です。約250の店舗が立ち並び買い物が便利なことはもちろん、知る人ぞ知る名店、昔ながらの人情に厚い街柄…一度でも訪れたら、老若男女を問わず、「この街に住みたい」とファンになってしまう人も多いようです。

一方で、徒歩・自転車圏内にあるターミナル駅・目黒駅では、隣接区である品川区が大規模な駅前再開発プロジェクトを推進中。着工は2014年の8月に予定されているため、今後数年の後に最先端のショップが続々出店される可能性も期待できそう。近隣地域の住みやすさ、人気はさらに高まる予感アリですね。

周辺の自然環境も充分です。品川百景のひとつに数えられ、花見のシーズンには絶景となる西小山桜並木通り。小山八幡神社。広大な敷地の林試の森公園では、幅広い年代層の住民たちがジョギングやウォーキングを楽しむ姿がよく見られます。

■とらみのマンション経営オススメ度：★★★★★(5)

西小山駅の一日平均乗降客数は2007年度の31,478人から2012年度には34,576人に増えており、なんと9.8%の上昇率（※東急電鉄HPより）を示しています。住みやすい街としての認知度が、じわりと高まっている証明かもしれません。また、再開発プロジェクトの恩恵もあり、地価の向上に期待が持てるかもしれません。

また、2020年の東京五輪会場の多くが集まる「ヘリテッジゾーン」「東京ベイゾーン」のいずれにも近い立地ということもあり、アクセスの自在性から今後、居住者ニーズがさらに拡大していく期待もあります。全国的にはまだ知名度が高いというわけではない今こそ、投資のチャンスと言えるかもしれませんね！

■ポイントまとめ

• 主要なビジネス街、有名大学へバツグンのアクセス！
• 近隣の再開発が活発なのは都心に近いからこそ！東京五輪でさらにブレイクする可能性が！
• 西小山を知らなかった…という方こそ、知名度がさらに上がってしまう前がチャンスかも！