属性、与信、担保価値…金融機関が融資を判断する3つのキーワードとは?
マンション経営をする際には、融資を受ける場合が多いかと思います。いきなり「お金を貸して!」と言っても貸してくれるはずはありません。融資を受けるには押さえておくべきツボがあるのです!今回は融資申し込みをする前に、知っておきたいポイントを、とらみがご紹介します。
■「属性」「与信」「担保価値」3つのキーワードを覚えよう!
融資の基本キーワードは、
- 属性
- 与信
- 担保価値
の3つが重要です。
■勤務先、年収などから判断される「属性」
今これを読んでいるあなたは、どちらにお住まいでしょうか?勤務先は?年収は?家族はいらっしゃいますか?そう、それこそがズバリあなたの「属性」です。
例えば、
- 東京都在住
- マンション経営大学教授
- 一人暮らしで持ち家
- 年収は◯◯万円
こういった内容が「属性」です。
融資において、属性とは「融資を申し込む方の勤務先、年収などの社会的、そして経済的背景」のことを言います。もう少し細かく説明すると、年齢、勤務先、勤続年数、勤務先の規模、年収、現在の家の居住年数、形態、配偶者の有無など、さまざまな項目を検討し「いくらまでなら貸せるか」ということを調査することになります。
一般的に、マンション購入の際に融資可能な年収のラインは500万円ほどのところが多いのですが、マンション経営大学で紹介している物件は過去の販売実績から、年収400万円からでも融資可能な金融機関との提携をしています。ご自身の年収に不安のあってマンション経営に踏み出せない…という方は、ぜひ一度、マンション経営大学にご相談くださいね。
■属性が評価されて決定する「与信」
「属性」で評価された「信用」で、限度額を設定することを「与信」と言います。簡単に言えば「あなたの属性ですと、このぐらいまでならお金を信用して貸しますよ」ということですね。
マンション経営を行うための融資では、投資をする前の収入と支出のバランスと、投資をした際の収入と支出のバランスを考慮して判断が下されます。
■物件の価値から判断される「担保価値」
もうひとつ重要なキーワード「担保価値」。それは「投資しようとしている物件の価値はいくらなの」ということです。この担保価値は一般的に、積算法と収益還元法という2つの方法で評価されます。
積算法は簡単に言えば、物件の土地評価額と、建物の評価額を合わせて計算します。収益還元法とは、物件の家賃収入に対して、不動産に対して期待される収益の標準的な利回りで割り戻す方法です。
例えば家賃の年間収入が100万円で、標準利回りが4%ならば
100万円÷4%=2500万円と算出されます。
この二つの方式で計算された値をもとに、担保価値に対して融資する割合をかけた値が、融資限度額になります。それに「属性」に基づいた「与信」金額を合算して、融資上限が決定するのです。
ちょっと難しい話になりましたが、実は、販売から管理までをトータルサポートしている会社から投資用マンションを購入した場合であれば、販売会社が金融機関からの担保評価をすでに取っているため、オーナー自身が「この物件は担保価値が充分かどうか?」を心配する必要がなくなります。
属性、与信、担保価値。いずれも普段の生活では聞き馴染みのない言葉です。しかし、販売実績の充分なトータルサポートを提供してくれる会社に相談することで、マンションオーナーの不安や負担は大きく軽減できることは間違いありません。
ご自身で調べてみようという気持ちも大切ですが、わかりにくいこと、キチンと理解・確認しておきたいことがあれば、トータルサポートの実績があるマンション経営大学まで、まずはお気軽にご相談くださいね。
■ポイントまとめ
- 融資の基本キーワードは「属性」「与信」「担保」!
- 販売から管理までトータルサポートを提供している会社であれば、お金の不安も解消しやすい!
- わからないことがあったらマンション経営大学にご相談ください!