入居審査って何?賃貸管理会社が入居者トラブルを回避する方法まとめ
マンション経営をこれから始めたいという方が抱える心配のひとつ…それは、入居者とのトラブル。家賃を払ってくれない、近隣の住民と問題を起こす…こうした困った困った状況を回避したいなら、優秀な賃貸管理会社に任せてしまいましょう!
今回は、マンションの賃貸管理会社が実践している、入居者トラブルの回避方法をご紹介します。
■家賃滞納者がいると賃貸収入がストップしてしまう!
オーナーにとってもっとも好ましくない入居者とは一体どんな人なのでしょうか?最初に思い浮かぶのが、家賃滞納常習者です。支払い能力があっても「うっかり」毎月期日を逃すタイプと、何度も数カ月にもわたる累積滞納をしてしまう「常習犯」のタイプがいますが、程度の差はあれ、どちらもマンションオーナーにとって好ましくないことに違いはありません。
他にも、騒音を出したり、部屋を了承なく勝手に改装したり、共用部を散らかしたり、エントランスに悪友とたむろするなど、周囲に迷惑をかけるトラブルメーカーは数知れません。では、どうやってそんな入居者を回避すれば良いのでしょうか?
■入居審査で入居者トラブルを未然に防ぐ!
賃貸物件に入居を希望する方には、入居審査を行います。賃貸管理会社は、この入居審査で契約を守れる入居者か、そうでない入居者かの判断をしてくれます。家賃の支払い能力があるか、家賃を滞納したり周辺住民とトラブルを起こすような人でないかは、主に以下の項目で審査されることになります。
■申込書の内容から、家賃の支払い能力を審査!
マンションの賃貸管理会社は、年齢、勤務先、年収、勤続年数などから、家賃の支払い能力を判断します。年収が高くても定職ではなかったり、収入が不安定と見なされる場合は審査に通りづらかったり、年収が低かったとしても、有名企業などで働いている場合は審査に通りやすいなどのケースもあります。
■入居申込者の行動から性格を判断!
入居希望者の人柄もチェック対象になります。部屋探しから申し込みまでの行動、人物の雰囲気から、その人が他の入居者ともうまくやっていけるかどうかを判断します。設備への文句が多かったり、言葉遣いが非常に悪い、などはマイナスポイント。転居の理由が不透明だったり、あまりにも入居を急ぐ場合なども、以前の住まいでトラブルを起こした可能性を考える必要がありそうです。
■親兄弟が連帯保証人だと安心!
親兄弟など、続柄の近い保証人は信用度が高くなる傾向があります。あるいは、保証人に確認の連絡を入れた際、入居希望者本人の話と食い違う受け答えがあった際などは、やはりトラブルの前兆と見なされそうです。
■管理会社と契約して、入居管理をプロに任せてトラブル回避!
他にも、ルームシェアや同棲を希望する場合、家賃や敷金・礼金を値切る場合、必要な書類がいつまでたっても揃わない場合など、慎重な判断を要する入居希望者への審査は、デリケートです。しかし、賃貸管理会社は、こうした入居審査のプロ。任せられるところはプロに任せてしまうのが、トラブルのないマンション経営のコツだと、とらみは考えます。
■ポイントまとめ
- 家賃滞納者を入居させてしまうと、賃貸収入をストップしてしまう原因に!
- 入居審査に力を入れてトラブルは未然に回避しよう!
- 入居管理は管理会社のプロに任せるのがオススメ!