【相談事例】通院・入院歴を隠してマンション購入ローンを申し込んでしまった結果 - マンション経営・投資のリスクとメリットなら【マンション経営大学】

【相談事例】通院・入院歴を隠してマンション購入ローンを申し込んでしまった結果

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この記事は、過去にマンション投資で失敗し、マンション経営大学に相談にお越しいただいたお客さまから聞いた事実にもとづいたフィクションを紹介するコーナーです。

今回ご紹介するのは、マンション購入の際、通院・入院歴を隠してローン審査を申し込んでしまった40代男性のケース。老後を考えてマンション経営を検討したはずが、病気の再発で一転、残される家族にマンションローンを押し付けてしまう結果に繋がってしまった悲惨な失敗の原因とは? そして、マンション経営を考えている方々が同じ失敗を起こさないためにはどうすれば良いのでしょうか。

<失敗してしまった人プロフィール>

  • 名前:Aさん(仮名)
  • 年齢:マンション購入時40歳、現在47歳
  • 年収:900万円
  • 投資目的:生命保険、老後の収入源として
  • 所有マンション数:4件
  • 所有マンション間取り:1K

マンション経営とは、月々の安定収入がつく生命保険?

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– まず、Aさんがマンション経営を始めた経緯を教えてください。

最初は保険の見直しでした。勤続年数が20年を超えて、子どもも大きくなって手を離れてきたものですから、死亡時だけお金を受け取れる掛け捨てタイプの生命保険をやめて、老後に夫婦がある程度自由に動かせるお金を持ちたいという思いから、資産運用に興味を持ちました。

– 数ある資産運用の中で、マンション経営に興味を持たれたのはどうしてですか?

マンション経営だと、月々の家賃収入、私の場合は9万円ほどなんですが、受け取った家賃の収入でローンの返済金額に充当できるということ。現金の持ち合わせがなくても資産を持つことができて、しかもローンの完済後には家賃収入がまるまる残るというのがひとつ。

もうひとつは、ローン支払い期間中に私に万一のことがあっても、残債を生命保険会社が支払ってくれる「団信(※)」という仕組みがあること。月々の収入を確保できて、生命保険としても活用できる。二役をこなしてくれるところに魅力を感じました。

※団信とは:団体信用生命保険のこと。住宅ローンは借入額が高額になるため、民間金融機関のほとんどは、団信への加入をローン借入の条件としている。

入院歴を隠して団信に加入すると、保険金は受け取れない?

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– お話をうかがう限り、メリットを正確に把握された上で、マンション経営を始められたように感じます。それがなぜ、「失敗」になってしまったのでしょうか。

非常に申し上げづらいのですが、団信に加入する際に、嘘をついてしまったのです。

– え!? なぜ、嘘をつくことになってしまったのでしょうか。

私には、胃の病気で入院歴があり、マンション購入時も投薬が続いていました。私が契約した団信は直近3年以内に「投薬入院歴」がある場合は申告の必要があったのですが、マンション販売の営業の方に「大丈夫です、投薬していること、入院したことは隠して申請しちゃいましょう」と言われて、その通りにしてしまったのです。

– お金を貸してくれる金融機関との面談もあったかと思うのですが、そこでも嘘を隠したままにしてしまったのですね?

そうなんです。絶対にバレないと。心苦しくて冷や汗をかいて、担当の方に「お具合悪いですか」と聞かれたことをよく覚えています。

– 虚偽の記載で審査に通過しても、再発した病気で死亡した際には団信の保険金は受け取れません。これは契約書にも記載してある当たり前のことなんですが、そのマンション販売の営業の方は、その事実を隠したんですね。悪質です。

入院歴を隠して団信に加入すると、保険金は受け取れない?

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今から思い出すと、若い営業の方でしたし、何としてもマンションを売りたかったのかなと。怒りを感じています。でも私も、審査さえ通ってしまえば保険金は受け取れるものだと、ずっと勘違いしていたんです。

– 失敗に気づいたのはいつのことですか。

マンション購入時から7年後です。ローンの借り換えを検討した際、他の金融機関で「実はあのとき嘘をついてしまって……」と相談してみたら、「それでは保険金は受け取れないですよ!」と指摘されまして。しかもその嘘を理由に借り換えを断られてしまいましてね。また嘘を重ねなければいけないならと、借り換えもあきらめました。また虚偽の申請をすれば、有利な条件で借り換えられるのかもしれないですけども、どうもね。

不動産業者にクレームを言いに行こうとしましたが、担当者は退職しましたの一点張り。今はただ、胃の病気が再発しないことを祈るばかりです。病気で死んだら、保険金がもらえずにローンが残ってしまうだけですから。最近はストレスからか、ちょっと胃が痛いんですよ。

– 話しづらいことを、ありがとうございました。どうぞご自愛ください。

まとめ:虚偽の申告による失敗をしないためには?

Bさんのケースから学べる重要なポイントは2つです。
  • 正しい団信の知識を身につけること。
  • 信頼できる不動産業者に相談すること。
団信は、入院歴・投薬の経験がある方は「絶対に加入できない」と誤解している方も多いかもしれませんが、それは間違いです。審査基準は保険の引き受け保険会社により異なります。団信に加入することができるかどうかは、保険会社の判断次第であり、持病がある方でも、その程度や治療状況次第では、審査に通るケースも少なくないのです。

大切なのは、嘘をつかず、自分にとって最適のローンを検討することです。そうでなくては、団信に加入はしたものの結局は保険金を受け取れないという、最悪の事態に陥ってしまうかもしれません。

もうひとつ重要なのは、信頼できる不動産業者からマンションを購入すること、です。マンションを売るためなら平気で嘘をつくような不動産業者と付き合ってしまうと、団信の問題だけでなく、購入した後で内装に不具合があったり、入居者が入りにくかったり、クレームをつけようにもその不動産業者が潰れてしまっていたりなど、予期せぬ様々のトラブルに巻き込まれる可能性があります。

マンション投資は、人生を好転させるためのせっかくのチャンスです。団信のことも、そうではないことも、まずは実績と経験のある不動産会社に相談することをオススメします。

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  2. 団体信用生命保険
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