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生命保険を解約すべき隠された真実・徹底検証シリーズ第1弾

生命保険を解約すべき隠された真実を徹底検証するシリーズ第1弾。まずは基礎知識として現在、世界的に低下している「長期金利」について知ることからはじめてみましょう。

今、なぜ長期金利は下がっているのか

まず「長期金利」とは、お金を貸したり借りたりする期間が1年以上の場合の金利を指します。

国が直近に発行した10年物国債の利回りを基準にし、銀行などの金融機関が住宅ローンや企業に融資する際の金利を決める目安になっているのです。

長期金利が下がっている要因としては、金融緩和の一環で日本銀行が大量の国債を購入したことが挙げられます。

多くの国債が日本銀行によって購入されれば、必然的に市場に出回る国債の量が減少しますから、国債の需要(国債を買いたい投資家) > 供給となり、国債の価格は上昇してしまいます。

国債は最終的な受取総額が決まっているため、価格が上がれば利益は減り、その利回りを基準にして決められている長期金利も下がるというわけです。

投資用マンションのローンを借りる側にとっては有利な状況に

住宅ローンには、変動型、固定期間選択型、全期間固定型の金利タイプがありますが、中でも「フラット35」のような全期間固定型の金利は、長期金利に連動します。そのため、史上最低水準で推移している状況です。固定期間選択型も、当初の一定期間だけ金利を固定するものですが、期間が10年以上と長くなればなるほど長期金利の影響を受け、金利の急激な低下がみられているのです。

ただし、投資用マンションのローンでは上記の種類は使えないので注意しましょう。投資用マンションのローンとしては「短期プライムレート連動型」が主流になっています。

プライムレートとは、銀行が企業に融資する際の最も良い条件での利率のことで、貸出期間が1年未満のものを「短期プライムレート」と言います。この短期プライムレートは長期金利ではなく、日銀の金融政策による影響を受けるという違いも知っておく必要があるでしょう。

ただ、結果としては同じで、短期プライムレートについても、デフレを脱却し、物価の安定的な上昇を経て、景気が本当に回復するまではなかなか上がらないだろうとの見方もあるようです。つまり、投資用マンションのローンを借りる側にとっては非常に有利な状況といえ、資産運用方法として不動産投資に高い注目が集まっています

まとめ

いかがでしょうか。

今こそ、借りやすくなっている投資用マンションのローンを元手に、東京五輪開催や単身世帯数の増加などの追い風を受けて投資価値が高まっている東京圏のワンルームマンションを運用することで、レバレッジをきかせる大きなチャンスが訪れているといえます。

特に、このような状況下で、資産運用方法として「生命保険」を選択している方は注意が必要です。その真相は、次回の第2弾で詳しくお伝えします!

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