2つの投資方法!マンション経営は低リスクのインカムゲインをねらおう!
資産運用の手段は、大きくわけてふたつに分けられます。
ひとつは、キャピタルゲイン。株式や土地の価格変動を見越して、安値で投資して、高値で売りさばく、ハイリスクハイリターンの投資方法です。
もうひとつは、インカムゲイン。これは安定株式の長期保有や、国債・預金などのように、資産を手放さずに利息や配当といった安定的な収入を得る投資方法です。
とらみは、マンション経営については、後者のインカムゲインをねらうべきと考えています。その理由を、一緒に見ていきましょう!
■マンション経営がインカムゲインねらいであるべき4つの理由
理由1:キャピタルゲインはハイリスク!
不動産物件をはじめとする投資運用資産は、一時に大きな利益を得ようとすると、同時に大きなリスクをも背負うことになります。たとえば、2008年に起きた世界的金融危機『リーマン・ショック』をまだおぼえているという方も多いでしょう。日経平均株価は9月12日の終値12214円から、わずか1カ月半後の10月28日に、6994円まで一時下落するという、衝撃的な事件を経験しました。
仮に高値で株式を購入していたとしたら…ほんの1カ月半の間に、資産は半分にまで減少したことになります。資産の売買益で収益を上げる、キャピタルゲインという考え方には、このようなリスクがあることをまず知ってほしいのです。
理由2:インカムゲインはローリスク!
一方、インカムゲインとは、株式や不動産を長期保有することで、その利息や配当を受け取ることを目的とする投資方法です。もちろん、資産を長く保有すると、その価値は上下動を幾度も繰り返していくことになります。
しかし、利息や配当は大きな上下動が少ないです。一定期間の保有を続ければ、ほぼ確実に、約束された通りの報酬を得ることができるのです。キャピタルゲインと比較して、急激な利益を得ることが稀な代わりに、長期にわたる資産保有には、有利性の高い投資方法であることがわかっていただけると思います。
理由3:長期的に見ると日本株、日本円、不動産価格はインフレを続けている!
インフレというのは、モノやサービスの価格が上昇すること。日本の株式も、円も、不動産も、その価値は上がる一方です。そのことはたとえば、アイスの価格が20年前はほんの20~50円程度でも買えたのに、2013年現在では、100円以上かかるのが当たり前になった現状でも、理解できるのではないでしょうか。
インカムゲインの弱点は、日本株、日本円、不動産価格が下がること。つまり、大幅なデフレが発生することにありますが、日本が株式や為替という仕組みを取り入れて以来、調整的な上下動はあったものの、デフレ一直線の流れが持続したことはありません。つまり、株式や不動産といった資産は、長期的に保有すると利益が出やすい、という事実が不動産の保有を後押しする理由になるのです。
理由4:不動産物件はデフレの影響を受けにくくインフレの影響を受けやすい。
仮に、明日突然、日本が不況に陥り、平均給与が半額にまで落ち込んだとします。しかし、マンションの家賃が同じく半額になるかというと、そんなことは想像しにくいですね。マンションの家賃は、デフレ状況においても株式や生活必需品の価格下落に対して、比較的緩やかな低下しかしないという傾向があります。一方、物価が上昇するインフレを迎えた際には、株式や商品価格の上昇と等しく、マンション家賃も上昇してきた歴史があります。
つまり、マンション経営とは、デフレに強く、インフレにも対応できる投資手段。景気の変動にも柔軟に対応する、安定性の高い選択肢だと言えるのです。
■ポイントまとめ
- 長期運用が前提のマンション経営はローリスクのインカムゲインと相性バツグン!
- インフレ傾向の続く日本ではマンションの長期運用がオススメ!
- マンション経営はデフレにもインフレにも対応できる!