国債よりマンション投資?大手生命保険会社がマンション投資に乗り出す理由!
2014年4月8日の日本経済新聞は、大手生命保険会社「第一生命」が賃貸マンションへの投資に本格参入することを報じました。生命保険会社は、資産運用のプロ。生命保険会社の動きが株価や為替の動向を左右することも多々あるほど、莫大な資金をもつ存在なのです。そんな生命保険会社が、賃貸マンションへの投資を有望と考える理由とは何でしょうか?検証していきましょう!
■生命保険会社の総資産は、日本の国家予算の3倍以上?!
生命保険会社の多くは、契約者から集めた保険料を国債や株などの投資によって運用し、利益を出すことを主要な業務のひとつとしています。業界の資産規模は莫大で、社団法人生命保険協会加盟会社の総資産は、平成24年度末で約344兆9981億円となっています。
過去最大と言われる、日本政府の平成26年度の予算案は、95兆8823億円。比較してみると、資産の大きさがわかりますね。保険会社は、この資産を運用することにより、保険料の支払いを円滑に実施しているのです。
■保険会社がマンション投資に乗り出す理由
日銀の金融緩和で国債金利の低下が続く中、保険各社は国債に替わる投資先の発掘を迫られています。そんな中、不動産やインフラへの投資を拡大する動きが強まっているそうです。
中でも賃貸マンション投資は、一般的にオフィスビルより入居率が高く、賃料収入を安定して得られることから、有望な投資先と判断されています。
■長期間に渡り、安全に収益が見込める運用が可能なマンション経営!
利回りの低下が続く国債よりも、安定した収益が見込めるマンション投資に切り替えていくということは、「マンション経営」が非常に(国債のように)安定した利益をもたらすものであると、資産運用のプロが判断したということになりますね。
東京五輪や、単身世帯の増加などから、今後も東京都市圏のワンルームマンションは需要が増え続ける見込みです。資産を長期間に渡り、安全確実に運用して、利益を出すことを最大の目的とした生命保険会社の投資先が、マンション経営にシフトしているということは、まさに「長期に渡り安定した収益が見込める」というマンション経営のメリットに、資産運用のプロが太鼓判を押したと言っても過言ではないでしょう。これからマンション経営を始めようと考えている方にとって、この情報は頼もしいですね!
■ポイントまとめ
- 保険会社は国債に代わる安定した資産運用先として、マンション投資に乗り出している!
- 保険会社が認めたマンション経営の長期安定性は、個人投資家にも魅力大!