マンション経営を健康なうちに始めて生命保険代わりに活用する?!
■相談者のお悩み:団体信用生命保険って何?マンション経営は生命保険なの?
先日、生命保険の代わりにもなるから、と会社の同僚にマンション経営を勧められました。
僕は健康には自信があって、今まで大きな病気をしたこともないため、資産運用はもっとお金が貯まってからでいいと断ったのですが、それでは遅い、団信には加入できなくなるかもよと言われました。団信とは何でしょうか。マンション経営は生命保険代わりに活用するものなのですか?教えてください!(20代サラリーマン)
■マンション経営は、健康に自信があるうちに始めるととっても有利!
その疑問、とらみがお答えいたしましょう!
団体信用生命保険、略して団信とは、住宅ローンの返済中にオーナーに万が一の事があった際、本人に代わって生命保険会社がローンの残債を完済してくれるという仕組みです。団信には審査があり、過去に病歴、入院歴のある方などは加入できない可能性があるんです。このあたりは一般的な生命保険と同じですね。
でも、大きなケガや病気の経験もないんですよ。スポーツをやっていたので、健康には自信があります!
20代後半から30代にかけては、家族が増えたり、仕事の責任が増したりして、生活習慣が大きく変わる方が少なくありません。健康に自信があるという方ほど頑張りすぎてしまい、思わぬ病気を患う可能性がありますよ。生命保険と同じで健康なうちに、早め早めの検討をしておくことをとらみはオススメしますよ!
■融資が受けれて団信に加入できれば頭金も月々の負担も限りなくゼロに近づけられる?
それでも今の僕には、マンション経営って高嶺の花なイメージがあって…。貯金が全然ないので、もうちょっと頭金を増やしておくべきじゃないかと思うんです。
もちろん、頭金を多めに用意してローンの返済額を抑えるという経営戦略はひとつの正解です。
ただし、マンション経営が高嶺の花というイメージは間違いかもしれません。
融資が受けれて団信に加入できれば、頭金0円で組めるローンもあります。また、ローンの支払いは月々の家賃収入で賄えるんですよ。
えっ、貯金がなくても始められるということですか!
株やFXみたいに、ある程度の資本がないと始められないものと思っていました。
ですから、一般的な収入のサラリーマン世帯(年収400万円くらい)でこそ、マンション経営は今、注目されているんです。
いわゆる生命保険の場合は、支払者ご本人に万一のことがあった際、現金を遺すことができますが、マンション経営の場合は、月々の安定した家賃収入という財産を遺すことができます。そこで、マンション経営を生命保険代わりに始める、という方が増えているんですね。
生命保険は月々の支払いを自分でおこないますが、マンション経営であれば、家賃収入でローンを支払っていける…。正直、現金負担の不安が解消できたら、俄然やる気が出てきました!
ただし、マンションをローンで購入する場合、金融機関の多くは団信への加入を借入れの条件としています。「あの時に始めておけば良かった!」と後悔しないためにも、大きな病気やケガをしないうちに、マンション経営を検討してくださいね。
■ポイントまとめ
- 生命保険代わりにマンション経営を始める人が増えている!
- 団信への加入が、金融機関からローンを受ける条件になっていることが多い!
- 団信には健康状態が良いうちでないと加入できない!