私立大学が続々と都心に回帰!沿線のマンションに注目が集まる?!
少子化が進む中、私立大学は生き残りをかけて様々な対策を練っています。そのひとつが、都心回帰。郊外に位置していたキャンパスを利便性の高い都心部にうつすことで、志願者が5割も増えたケースまであります。
郊外の自治体は若者離れと跡地の使い道に悪戦苦闘していますが、そんな中、大学の移転先沿線では賃貸マンションの需要が跳ね上がっていました。これからマンション経営をはじめる際には、ぜひチェックしておきたい動きですね。
■キャンパスが続々と都心に移動
東京と一言でいえど、「東京のどこなのか」はかなり重要視されています。
明治大学は、JR中野駅から徒歩10分ほどのところに、14階建てのキャンパスビルを新設。人気のある国際日本学部を、東京都杉並区の和泉キャンパスから中野キャンパスに移転させました。
2013年から、青山学院大学は神奈川県相模原市で学んでいた文系学部の1,2年生を東京・青山キャンパスに集約。
同年9月、東京歯科大も病院実習生をのぞく学生700人を千葉市から東京・水道橋に移動させました。
2014年春、立正大学は埼玉県熊谷に位置する法学部を、東京・品川に移す予定です。
■首都圏ならではの特徴を掴み、マンション経営に活かそう
東京で繰り広げられる、キャンパス大移動。全国の高校生の皆さんは、混乱する反面、利便性の高い場所で学べることに喜んでいるでしょう。
都心部に大学が集まるということは、それだけ学生向けの賃貸マンション需要が高まるということです首都圏は電車網が発達しているため、近くの沿線をきちんとチェックすれば、自ずと「学生に人気のエリア」を見分けられるはず。
マンション経営において、立地選びはとても重要なポイントです。これからの「ヒトの動き」「都市の流れ」を、十分に把握しましょう。
■ポイントまとめ
- 郊外から都心部へ、多くの人気・有名大学が大移動しています
- マンション経営を始めるなら、近隣大学の動きをチェック!
- 都心部沿線の情報をしっかり収集し、「集まる」街を見極めましょう