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将来約4割が単独世帯に?小規模マンション投資のススメ

マンション経営をはじめる際に、ファミリータイプか、ワンルームのような小規模マンションにするか、悩む方も多いのではないでしょうか?とらみはそういうご質問を受けた時には、小規模マンションをおすすめしています。

■現在でも3割が一人暮らし。将来的には単独世帯が4割近くに!

近年良く聞かれる高齢化の進行によって、単独世帯数が増えているのは皆さんもご存知かと思います。その理由に加えて、近頃は「晩婚・未婚や離婚の増加」などを背景に、単独世帯数が増加している傾向にあります。国立社会保障・人口問題研究所によれば、全世帯に占める単独世帯の割合は以下のようになっています。

  • 2014年:33.1%(1746万世帯)
  • 2020年:34.4%(1827万世帯)
  • 2035年:37.2%(1846万世帯)

このように、現在でも33.1%の世帯が一人で暮らしている単独世帯であり、2035年には37.2%という、なんと約4割弱が単独世帯になると予測されています。

■単独世帯とは逆に、核家族世帯の割合は下がる予測に

単独世帯の増加とは逆に、夫婦のみ、夫婦と子供、などの核家族世帯は、年々世帯数が減少しています。ここでは、ファミリータイプのマンションを借りるような「夫婦と子供」で暮らしている世帯数を見てみましょう。

  • 2014年:27.2%(1433万世帯)
  • 2020年:26%(1381万世帯)
  • 2035年:23.3%(1153万世帯)

このように2014年現在でも、夫婦と子供がいる世帯は、単独世帯より少なく、さらに減少する予測が立てられています。

このことから、単独世帯が増加することにより、手軽に安価な家賃で借りることのできる、ワンルームマンションなどの小規模マンションの需要は今後増え続け、逆に夫婦と子供が居るような核家族世帯が減少することにより、ファミリータイプのマンションは、需要が下がるのではないかと考えられます。

いくら現状利回りが良く、家賃収入が多くても、長期的に需要(入居者)あってのお話です。マンション経営を考えている方は、ぜひとも参考にしてみてくださいね!

■ポイントまとめ

  • 単独世帯(一人暮らし)は年々増加傾向に!
  • 逆に核家族世帯は年々減少傾向!
  • このことから、小規模マンションは需要増、ファミリータイプは需要減が予測される!