海外の投資家が東京のワンルームマンションに注目している3つの理由
近年、個人投資家からの熱い注目を集める東京都市圏のワンルームマンション。実は、中国、台湾、シンガポールなどアジアの投資家の間でも人気が高まっており、実際の購入事例が増えてきています。今回は、海外の投資家が注目している理由を考えてみましょう。
■理由1:実は東京がオトク!マンション価格と家賃収入を比較
まず、購入価格と月々の家賃収入を、アジアの諸都市と比較してみます。
上海と台北は購入価格が比較的安いかわりに、月々の家賃収入は東京を大きく下回っています。また、香港やシンガポールも家賃収入は悪くありませんが、東京よりも購入価格が高く、ちょっと手が届きにくい印象です。しかも、上海やシンガポールはバブルの頂点にあり、不動産がこれまで以上に値上がりするのは難しい、とも言われています。
いずれにしても、利回りの面で東京のマンションはコストパフォーマンスが高いと言って良さそうです。
■理由2:少子高齢化、離婚率上昇、五輪特需で需要増大?
日本では少子高齢化、離婚率の上昇や東京経済圏の発展から、単身世帯の増加が予測されており、東京都市圏での単身用ワンルームマンション需要が伸びています。さらに、東京五輪の特需で、不動産価格が急激に値上がりしていくことが予想されています。
■理由3:海外資金が日本に流入し、マンションの価値が上昇?
もうひとつの理由は、海外資金の流入です。日本はアベノミクスと呼ばれる大胆な金融緩和政策に踏み切ったこともあり、株高・円安が進行しています。インフレ期待が台頭していている中で、当然、不動産価格もこれから上昇しやすいのではと見られています。
海外の投資家からも注目され始めた、東京都市圏のワンルームマンション。その資産価値は、これからの上昇が期待できそうです。
■ポイントまとめ
- アジアの中でマンション価格と家賃収入を比較すると東京のパフォーマンスが高い!
- 少子高齢化、離婚率上昇、五輪特需など、ワンルーム需要の上昇が期待できる!
- 海外マネーが流入すれば、マンション価格は上昇すると見られる!