都心回帰が進行中?東京都市圏がマンション経営に強い理由
マンション経営に適した地域は、どこだと思いますか?土地勘のある地元?地方の政令都市?どれも間違いではありませんが、とらみは断然、東京都市圏をオススメします!
今回は、東京都市圏のマンションが、マンション経営に適している理由をご紹介します。
◇東京都市圏に人口の一極集中化が進む?
かつて、ドーナツ化現象、という言葉がありました。それは、東京の都心部ではなく東京をやや離れた「都下」と呼ばれる地域にベッドタウンが生まれ、郊外での生活をするファミリー世帯が増えていく、その傾向のことです。では、このドーナツ化現象、2013年の現在、果たして進んでいるのでしょうか?実は逆に、東京都市圏での単身者世帯が増加しているというデータがあるのです。
まずは、国土交通省が国勢調査報告をもとに作成した、下記の図をご覧ください。
2050年、日本全国のうち、人口の増加が予想されるのは赤で示される部分。水色や青、紫で示されるほとんどの地域では、人口が大幅に減少することが予想されています。赤く塗りつぶされている地域は、東京、大阪、福岡など、ごく一部の地域のみ。中でも、もっとも人口の集中が想定される地域は、やはり東京都市圏なのです!
◇東京都市圏は日本のみならず世界最大の経済圏!
つぎは、日本国内で上場している企業の本社の数をまとめた図をご覧ください。
東京都内に本社を置く上場企業の数は、2013年現在で1811社。全上場企業の半数が東京に集まっており、まさに日本経済の中心が東京であることを示しています。
しかも、東京都市圏は、世界中の都市を対象にしたGDPランキングでもアメリカのニューヨークやロサンゼルス、シカゴ、イギリスのロンドンといった強敵を押さえて、堂々のランキング1位。世界最大の経済圏としての地位は、2025年までは他の都市に譲ることがないだろうと予想されています。
経済の中心地には、人が集まる。これは紛れもない事実と言えるでしょう。
◇大学キャンパスの東京移転も進行中!
マンション経営大学が特に注目しているのは、首都圏の大学の都心回帰現象です。昭和から平成への移行期は、都心部の地価高騰を嫌い、郊外の広い土地へキャンパスを移動させるという事例が増加しました。しかし、2010年前後より風向きが変わって来ました。少子化で大学の経営環境が厳しくなる中で、法政大学、明治大学、帝京平成大学といった有名大学が、競うように交通アクセスの良い都心部へのキャンパス移転を実現させたのです。大学の移転先は地価が上昇するなど、地域の経済を活性化させます。大学キャンパスが進出する東京都心には学生さんたちはもちろん、学生さんたちをターゲットにしたビジネスをする方たちも一挙に集まってくることでしょう。
◇スカイツリー開業、東京国際空港のハブ化…まだまだある東京特需!
スカイツリーを運営する東武鉄道によれば、東京スカイツリーが開業してからおよそ10カ月の間で約554万人、スカイツリータウン全体で約4,476万人の来場者があったそうです。
また、2010年に国際線ターミナルを開業して、世界屈指のハブ空港として生まれ変わった東京国際空港、さらには猪瀬東京都知事を中心に誘致活動が進行する東京五輪など、東京には特需と言えるイベントの予定も盛りだくさん。こうした大規模な経済活動がつぎつぎと実現するのも、東京の魅力です。
マンション経営をするには、お客さまとなる、借主が途切れることなく存在することが絶対に必要な条件。ならば、経済活動が活発で、人口の一極集中傾向が数十年間もの期間において期待できる東京都市圏は、まず最初に検討すべき重要な地域になる…と、とらみは考えるのです!
■ポイントまとめ
- 人口の一極化が進む東京都市圏はマンション経営には最適の地域!
- 世界最大の経済地域である東京都市圏には日本全国、世界中からビジネスマンが集合!
- 大学キャンパスも東京都市圏に集まり、文化的にもますます魅力的な地域に!