ミドルリスク・ロングリターンの資産運用!マンション経営を株・FX・生命保険と比較しよう!
資産運用…というと、みなさんはどんな金融商品を思い浮かべるでしょうか。
銀行への預貯金、外貨預金、生命保険、株式、FX…さまざまな金融商品がある中で、近年、ミドルリスク・ロングリターンのマンション経営という資産運用が若い世代を中心に人気を集めています。
今回は、マンション経営と他の金融商品の、メリットとデメリットを比較していきましょう。
■ミドルリスク・ロングリターンのマンション経営が人気の理由
まずは、下の図をご覧いただきましょう。
◇ハイリスク・ハイリターンのFX、先物取引◇
一般に、短期的に収入を得るための投資は高収益が期待できる上、取引自体が容易というメリットがある反面、資産運用の初心者にとっては難度が高いというデメリットがあります。プロの投資家でも損をすることがあるため、これから資産運用を始めようと考えている初心者の方が、いきなり大金を注ぎ込むのはあまりオススメできません。
◇ローリスク・ローリターンの預貯金◇
反対に、銀行などの金融機関にお金を預ける預貯金は、損失を出すリスクがほとんどない代わりに、利子が少なく、資産が増加する期待もありません。インフレによって物価が上昇すれば、相対的に、資産価値が目減りする…という不安もあります。
◇ミドルリスク・ミドルリターンの株式・外貨投資◇
株式や外貨投資は、FXや先物取引と比較すると値動きが限定的なため、リスクがやや軽減されるミドルリスク・ミドルリターンの金融商品と考えられます。成長性のある企業や外貨に投資すれば、長期的に保有して、長いスパンでのリターンも期待できるというメリットがあります。
ただし、購入先の業績、経済状況などにより、価格が急変する危険性もあります。日々のニュースをしっかりウォッチして、相場の動きを見極める努力は欠かせません。
◇ミドルリスク・ロングリターンのマンション経営◇
マンション経営は、ミドルリスク・ロングリターンの金融商品です。
ひとつだけ、ロングという新しいカテゴリーに所属していますが、これは一体どういうことなのでしょうか。
マンション経営のメリットは、長期間にわたって家賃収入という安定した利益(インカムゲイン)を獲得できること。短期間での資産の売買差額によって儲けを出そうとする(キャピタルゲイン)より収益が安定しやすく、必要な知識も限定されるメリットがあります。
一方で土地価格の下落やマンションに借主がつかないというリスクも考えられますが、東京都市圏の好立地マンションであれば、こうしたリスクはかなりの部分を低減できることでしょう。
◇同じくミドルリスク・ミドルリターンの生命保険と比較すると…?◇
また、似たような用途で使われることの多い生命保険と比較した場合も、さらにふたつのメリットが上げられます。
ひとつは、マンション経営は金融機関からのローンを受けて始められます。つまり自己資金の少なさに不安のある20〜30代の方でも、実はスタートしやすい資産運用方法なんです。
もうひとつは、ローンさえ完済してしまえば、月々の家賃収入はもう自由に使えること。生命保険は契約者に万が一があった際に備えてお金を遺すことが目的のため、存命中に投資したお金が返ってくる商品は掛け金が高くなりがちです。
マンション経営であれば、家賃収入でローンの支払いが行え、ローン完済後の収益の使い途は自由です。もちろん大切な家族に預貯金として遺すことも可能ですし、マンションを買い足したり、他の金融商品と組み合わせたりするなど、さらに多くの資産を運用するという選択肢も浮かんでくるでしょう。
■ポイントまとめ
- ミドルリスク・ロングリターンのマンション経営は収入と安定のバランスに優れた金融商品!
- 購入するマンションをしっかり選べばかなりのリスクが低減できる!
- 生命保険よりも少ない自己資金で始められ、収益の使い途も自由度が高い!