日本ではありえない!?世界の「変なマンション」5選
入居率の高いマンションに共通する条件のひとつに、デザインが良いことが上げられます。しかし、世の中にはデザインの特化に力を入れるあまり、「あれ?ちょっと変?」と思ってしまうようなデザインのマンションもあるようです。
今回は、「ユニークさ」に注目して、世界中の「変なマンション」をまとめてみました。引き出しのようなマンションに、ツリーハウスの共同住宅など、実際にこの目で見たくなってしまうようなものばかりです。ぜひ、チェックしてみてください。
世界の「変なマンション」5選
1. オランダ「WAZOCO」
引き出しのように飛び出した部屋やバルコニーが特徴的な集合住宅ですが、これは十分な居住スペースと採光のための工夫だそうです。オランダの気鋭の建築事務所『MVRDV』によって、1997年に建設されました。こんなオシャレなマンションなら、とらみもちょっと住んでみたいかも!
【画像引用】Wozoco – MVRDV
2. メキシコ「Quetzalcoatl Nest」
こちらはメキシコの集合住宅です。「え?本当に人が住んでるの?」と言いたくなるようなデザインに驚いてしまいますね。『Quetzalcoatl』とは古代メキシコの神で、翼のある蛇のことであり、その巣をイメージした遊園地のような建造物になっています。
【画像引用】ГНЕЗДО КЕТЦАЛЬКОАТЛЯ – ДОМ-ЗМЕЯ В МЕКСИКЕ
3. アメリカ「世界最大のツリーハウス」
なんと高さ30mの10階建て、6本の大木を使用したツリーハウスが、アメリカのテネシー州にあります。建設にかかった期間はおよそ14年と、作り手の熱意が感じられる共同住宅。コアなファンがいそうです…。
【画像引用】The Worlds Biggest Tree House by Horace Burgess
4. スウェーデン「Turning Torso」
高さ193mの54階建て。スカンディナヴィアで最も高い建物で、上に登るにつれて徐々にねじれ、最上階は1階に対して90度のねじれを持つデザインです。上の階が高級マンションになっています。部屋の中もねじれているのでしょうか…。
【画像引用】File:Turning Torso 2.jpg
5. 日本「中銀カプセルタワービル」
忘れてはいけないのが、日本の『中銀カプセルタワービル』でしょう。日本を代表する建築家として知られる黒川紀章さんの設計で、日本で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅です。部屋ごと交換できる独創的な仕様には、世界もビックリすることでしょう。
【画像引用】File:Nakagin Capsule Tower 2008.jpg
まとめ
今回は、ユニークなデザインのマンションをご紹介しました。ここまで独創的ではないにしても、マンション経営を成功させるポイントのひとつに、差別化があることは確か。これからオーナーになる方は、最新のデザインを備えている、立地が良い、入居者管理が行き届いているなど、入居者が選んでくれる理由の多いマンションを選ぶようにしたいですね。