不動産業発展の歴史から見る、個人によるマンション経営 - マンション経営・投資のリスクとメリットなら【マンション経営大学】

不動産業発展の歴史から見る、個人によるマンション経営

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不動産投資…というと、難しい、お金持ちだけがするもの…というイメージがあるかもしれません。しかしそのイメージは過去のものとなりつつあります。現代日本における不動産投資は、年金や家族に遺す財産に悩んでいるような普通の人々が主役の時代に移行しているのです。

今回は、日本における不動産業の歴史を振り返ることで、なぜ今、不動産投資、マンション投資、そしてマンション経営という言葉を頻繁に見聞きするようになったのか。その理由を考えてみましょう。

■不動産業というビジネススタイルの発祥は江戸時代にあった!

日本における不動産業の始まりは、江戸時代の庶民が暮らした「長屋」にあると言われています。長屋とは、平屋建ての玄関を入ってすぐのところに台所がある、1Rまたは2Rの集合住宅。現代でいうアパートのような構造でしたが、トイレは共同、風呂なしが一般的でした。

もともと日本では、土地の所有権は貴族や武士にありましたが、武士の力が弱まった江戸時代になると、商人がこれを買い占めるようになります。そして、庶民の住居を建設し、これを貸し出すという事業を始めるようになったのです。しかし、当時の家賃は1カ月分を1日の労働で支払えるほどだったといいます。

■不動産業とその仲介業は明治時代に誕生した!

不動産という言葉が使われるようになったのは、明治3年。明治政府が民法の編修を行う際に参考にしたフランス民法の中にある言葉を「動産」、「不動産」と翻訳したのが始まりだとされています。不動産という言葉が使われる以前は、「家屋敷」「地所」「家屋」などの言葉が使われていたようです。

土地建物を財産として認める法律が整備されたことから、土地建物の売買機会は増加。不動産を専門に扱う事業会社が誕生することになります。また、買い手と売り手を結びつける仲介業者が生まれたのもこの頃です。

■昭和期は急激な経済発展とともにマイホーム願望が燃え上がった!

太平洋戦争で大きな打撃を受けた都市の復興をするため、政府は住宅施策を推進。国と民間、双方による住宅の供給促進を目指して、分譲、賃貸マンションの建設を進めました。鉄道会社が沿線地域の宅地化に取り組んだのは1960年代。最初の事例となる大阪の千里ニュータウンを皮切りに、高蔵寺、筑波研究学園都市、泉北、多摩といった現代にも知られる新興住宅地が続々と誕生しています。

昭和期は経済の復興と足並みを揃えるように、住宅需要は特に東京都市圏を中心に右肩上がりに伸び続け、土地さえ持っていれば儲かるという「土地神話」が生まれました。しかし、ファミリー用途の不動産資産は単価が高く、特別な財産を持たない一般的なサラリーマン家庭が不動産を事業として営むような仕組みはまだ整っていたとは言えません。

■生活の多様化で賃貸需要が増加!個人がマンション経営する時代へ!

昭和50年台になると、生活様式の多様化、就学や転勤による単身世帯の増加が進み、ワンルームマンションの需要が旺盛になります。犬と暮らせるマンション、高齢者用マンションといった特徴的な物件も登場し、賃貸建物を専門に扱う不動産事業者が誕生。マンション1戸あたりの単価が安くなったこと、賃貸経営が安定した事業であることが世間に広く認知されるようになったこと、優秀な賃貸管理会社が増加してきたことなど、様々な要因が重なり、個人でマンションの賃貸経営を営む人が現れました。

昭和60年台以降はさらに、たとえば「家賃保証制度」や「一括借り上げ制度」といった、オーナーの空室リスクを軽減する仕組みを採用する建設業者が現れるようになり、ますます個人での投資がしやすい環境が整ってきています。不動産経営は、「一部のお金持ちしかできない」ものから、「一般的な生活水準の庶民でもできる」ものへと、年月をかけて進化してきたのだと言えるかもしれません。

こうして日本の不動産業発展の歴史を振り返ってみると、たしかに古くを遡れば、庶民はそれを借りることしかできない時代が続いたのは確かです。不動産経営にハードルを感じるのも仕方ありません。しかし、この20〜30年ほどの短い間に、不動産経営を取り巻く環境は大きく変わりました。私たちは歴史上、ごく限られた特権階級にしか選択の自由がなかった「不動産を経営する」という権利を持っているのです!

■ポイントまとめ

  • 不動産の歴史は一部のお金持ちがつくってきた!
  • 時代の変遷とともに、不動産は一般的な生活水準でも手にできる資産に!
  • 歴史上、今はもっとも不動産経営の自由がある時代!

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