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注意!区分所有マンションのリフォームでトラブルを防ぐ5カ条

マンションも人間と同じで、年を重ねていくものです。どんなにしっかり作られたマンションでも、新築時から10年〜15年も経つと水回りの老朽化、ドアの立て付け悪化、床や壁に傷、などの諸問題が発生します。そこで必要となるのはマンションのリフォームなのですが…。押さえるべき基本を抑えないと、マンション価値が下がる事態に発展することも…?

今回は、区分所有のマンションをリフォームする際、よくあるトラブルを防ぐ方法をお伝えします!

■マンションリフォームでのトラブルを防ぐ5カ条

 

【その1】言った?言わない?のトラブルはメモして防ぐ!

リフォームのトラブルでもっとも多いのが、言った言わない問題。オーナーが伝えたはずの要望が、リフォーム後に反映されていなかった。というものです。打ち合わせの内容は工事が始まる前に、リフォーム会社に提出してもらうよう求めるか、自分でもしっかりメモしておくと安心です。

【その2】灯台下暗し!管理規約と使用細則はしっかりチェック!

管理規約と使用細則によって、リフォームできる範囲(専有部分)・できない範囲(共有部分)と、リフォーム工事する際の防音や工事方法などは決められています。目につくところを何でもかんでもリフォームして良いわけではありません。区分所有しているマンションの専有部分をリフォームする際は、管理規約と使用細則をキチンと確認しましょう!

【その3】共用部分のリフォーム時期に注意!

共用部分の大規模修繕と時期が重ならないようにする配慮も重要です。複数の工事が同時並行すると、駐車場や搬入・搬出ルートの確保が難しくなりトラブルになりやすいのです。専有部分の工事とはいえ、区分マンションのオーナーはひとりではないのですから、他のオーナーや居住者さんにも配慮した計画を考えたいですね!

【その4】基本だからこそ大事?挨拶をしっかりしよう!

リフォームの内容にもよりますが、工事期間中は、大きな音や、塗装工事による臭いなども出てしまうものです。「うるさい!くさい!洗濯物が干せない!」などのクレームを生まないためにも、工事前には近隣への挨拶が大切です。その際、工事が始まる日、工事が終わる日を伝えるのも忘れずに!

【その5】やっぱり大事な業者選び!良い業者さんと出会おう!

なんと言っても大切なのは「業者さん選び」に尽きますね。104のポイントを、自ら率先して対応してくれる業者さんであれば、オーナーは安心です。あるいは、普段から建物のメンテナンスをお願いしている建物管理会社さんにリフォームの内容や時期も含めて委託できる場合もありますので、マンション購入の際、いつか必ず来るリフォームもそのままお願いできるのか、あるいは、信頼できるリフォーム会社を紹介してもらえるかなどを確認しておくとさらに大安心ですね。

■ポイントまとめ

  • 長期経営のマンションだからリフォームの時期は必ず来る!
  • リフォームのトラブルはオーナーの努力で回避できる!
  • 建物管理会社に委託あるいはリフォーム会社を紹介してもらえるとオーナーはラクチン!