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マンション購入の頭金、0円がオトク?預貯金全額先払いがオトク?

マンション購入の費用のうち頭金はいくらにするのか。悩ましい選択です。

評価の高い物件であれば頭金0円でマンション購入も夢ではなく、貯金を残しておくことも可能です!また反対に、頭金を多く先払いすれば早くローンを完済できるメリットもあります。

では、あなたの場合なら、頭金をどうすればオトクでしょうか。とらみと一緒に、考えてみましょう!

■頭金とはマンション購入価格のうち、ローン以外でまかなうお金のこと!

頭金とは何かを最初にハッキリさせておくと、マンション購入価格のうち、住宅ローン以外に自分で用意するお金のことです!3,000万円のマンションを、自己資金(貯金など)から500万円支払い、残りの2,500万円を住宅ローンを組んで購入する場合、500万円が頭金となります。(マンション購入時には、購入価格とは別に税金や保険料などの諸経費がかかります。この諸費用分は頭金とは別に用意する必要があります。)

頭金は自分でいくらにするか設定できますが、ではいくらにすると良いのかというのが問題ですね。多くの人はマンションを購入する時点での貯金額のうちから払えるだけ払っておきたい…と思うのではないでしょうか?しかしそう単純に、貯金額から決めるのはオススメではありません。

■頑張りすぎるのは高リスク?頭金を抑えて預貯金も残す!

資産運用の大前提は、リスクを分散すること。たとえば、預貯金だけに資産を集めておくとインフレ時に資産価値が減少してしまいますし、一方、マンション資産にすべてを注ぎ込むと、たとえば子どもの教育費など、現金が必要になった際、身動きが取りづらくなります。現在は特に、ローンの利息が少ない、超低金利時代と言われます。あまり背伸びをしすぎず、支出の予定がある現金は手元に残しておく。そのバランスが大切です。

預貯金の額に不安のある方は、頭金0円でのマンション購入も検討してみましょう。東京都市圏で新築・築浅の最新ワンルームマンションは、入居者需要が高く、金融機関のローン審査も比較的融通が利きます。実績のある販売会社を通してローンを組めば(いわゆる提携ローン、ですね)、頭金0円でのマンション購入も夢ではありません。

■将来的に売却の可能性があるなら、頭金は多めにしておくと安心?

購入したマンションを売却する必要が生じた場合は、頭金が多めに設定してあると良いかもしれません!

なぜかと言うと、物件の売却できる価格が住宅ローンの借入残高を下回ってしまった場合、金融機関がその物件の売却に応じてくれなくなってしまうからです。

ただし、マンション経営は長期的に安定した収入を得る目的に適した資産運用方法です。不測の事態でマンションを売却しなければいけない状況は絶対避けたいですね。ですから、とらみはこうした不測の事態を招かないためにも、頭金を無理のない範囲に抑えて、自由に使える現金資産をある程度は確保しておくことをオススメしたいです。

もちろん、頭金が少ないとその分だけ返済期間が長くなったり、月々の支払いが多くなる可能性もありますが、マンション経営の場合、ローンは月々の家賃から支払うことができる、という側面も忘れてはいけません。一概にどちらがオトクとは言い切れませんが、個人個人の状況、事情に合わせて、無理なく返済できる設定を心がけましょうね!

■ポイントまとめ

  • 頭金を支払いすぎて預貯金を減らすのは高リスク!
  • 価値の下がりにくいマンションを選べば、頭金0円も実現できる可能性が高まる!
  • マンション資産と現金資産、どちらにも偏り過ぎない資産バランスを心がけよう!